きょう1日(日)は晴れた所が多くお出かけ日和になりましたが、
午後は高気圧が離れ、西から2つの前線が近づいてきたので
西から次第に曇ってきました。
あす2日(月)は各地とも雨で、九州や四国を中心に雷を伴って激しく降る所もある見込み。
雨をもたらすこの前線。
実は、季節の境目にできることが多いんです。
あすのこの1枚の予想天気図の中には、「初冬の空気」と「秋の空気」、「夏の空気」が同居しています。
北の前線が北日本の東にぬける3日(火)以降は、北日本には初冬の空気が流れ込みます。
この初冬の空気、山で何か降れば雪となるような目安の寒気なので、北日本の山では雪の降る所がありそうですし、2日(月)と比べるとかなり寒くなりそうなので、体調の管理に気を付けていただきたいです。
そして週間予報。
北日本は今週半ば以降は晴れマークが増えてきますが、東日本と西日本は曇りマークや雨マークがほとんど。
専門的な資料を見てみると、晴れをもたらす高気圧の中心が通るのは北日本方面の予想になっています。
(気象庁資料を一部加工)
なので、北日本は晴れてくる所が多い。
一方、高気圧中心の南側にあたる東日本と西日本は、雨雲の通り道になりやすくなってしまうのです(週間予報資料の黒いポチポチがついている所は雨が予想されている所)。
じゃあなんで、高気圧が北日本方面を通る予想になっているのか。
それは、「夏の空気」がけっこう頑張る予想になっているから!
この「夏の空気」の頑張りが、今週の天気のカギを握ると僕は思います!
夏の空気が頑張るということは、高気圧をかつぎ上げる、北に持ち上げるということ。
それで、高気圧が北日本を通る予想になっているのです。
この先の気温の予想を見ると、那覇では最高気温30℃以上と真夏並みの気温!
これを見ても、「夏の空気」の頑張りがわかりますよね!
ただし、これはあくまで現時点での予想。
「夏の空気」が予想に反しへばってくれば、今週半ば以降の予報も大きく変わってきます。
晴れる範囲が変わったり、寒い範囲、暑い範囲も変わる。
「今週は天気が悪そうで残念。」と思っている東日本、西日本の方々。
今後の「夏の空気」の働き方に注目です!
ともに見守っていきましょう!!