独立国として日米地位協定を見直すときが来た | 小林興起オフィシャルブログ「世直しブログ」Powered by Ameba

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 今度の新内閣が誕生した時、沖縄担当大臣になった江崎 鐵磨さんから日米地位協定の改定の話が出てきた。しかし、深く考えて話されたのではないようで、たちどころに揉み消されてしまったが、沖縄県民と接触して話をされればすぐに、この日米地位協定は独立国日本の条約としては真におかしなものであり、この改定に一刻も早く取り組んで今日の米国に対する屈辱的な地位を改定し、まさに日米友好対等の時代へもっていかなければならないという声が耳に届くはずである。
 

 今、北朝鮮問題で世界が揺れ日本でも右往左往する動きが見られるが、北朝鮮はアメリカに対してイラクのように一方的にやられてはならないと政権維持を図る金正恩が頑張っているのであって、日本に対してどうこうと考えているわけではなかろう。米軍の基地が日本にあれば北朝鮮にとって脅威になるわけだから、むしろ米軍基地が日本にあるが故の巻き添えにされる可能性の方が高いとみるべきであり、今やアメリカに守ってもらうという姿勢では日本国民の安全を守れるのかという事も改めて考えなければならない時代に来ており、日米同盟が大切であっても、日本国内に米軍基地を置くべきかどうかの見直しを考える時でもあろう。


 また、米軍基地を置くとしても、当然この今に残る占領政策ともいえる日米地位協定の改定に踏み切らねばならない。
 先の大戦で日本と同じく敗戦したドイツやイタリアも、国民の要望を受けて基地はあっても米軍が政府の了承なしに勝手な事は出来ないという改訂がされてきている中にあって、日本は防衛大臣がオスプレイの運行を暫く止めてくれと言っても一顧だにされないという事に表れているように、アメリカが自分の国で遠慮がちに飛ばしているオスプレイを日本では日本政府の意見を全く聞かずに勝手に飛ばすという情けない実態を生んでいるのも今の日米地位協定であって、この問題にいよいよ本格的に国家を挙げて取り組むべき時であろう。