憲法学者としての小林節先生を講師としてお招きし、『憲法の危機』と題してお話を伺いました。
小林節先生が「現憲法は国民が主権者になっており、その国民の権利を守る為には主権者である国民自身がその事をしっかりと認識して行動していく事が重要である。自民党が用意したといわれる憲法の改正案は権力者の為の憲法改正に過ぎない。今の憲法はあくまでも主権者である国民の権利を守ること、また権力者の暴走を防ぐことを前提としている。権力者を縛る現憲法の良さを忘れてはならない。」と力説され、聴衆から拍手がわきました。
自公政権が先の参議院選で改憲勢力3分の2を確保し、いよいよ憲法論議が国会で行われようとする中で、私も国民の一人として、権力者の為の憲法ではなく主権者である国民の為の憲法を守るべく立ち上がらなければならない感ずるところです。
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