いよいよ国会でTPP法案について審議が開始されたが、テレビ報道でも明らかになったように「のり弁当」と批判された全面黒塗りの文章公開等の情けない政府の対応ぶりが明らかになった。
そもそもＴＰＰは、アメリカの大企業を潤すための政策にすぎず、恐らく大企業と深い関係にあるオバマ現職大統領はＴＰＰを推進しようとしているのであろう。
しかし、大統領予備選を闘っている共和党の候補者、民主党の候補者いずれも多数のアメリカ国民が反対するＴＰＰについては大統領選での票の獲得のために反対ということを訴えており、アメリカ議会はこれを認めるかどうかという混沌とした状況になっている。こういった状況の中、ＴＰＰの日米交渉は日本完敗といわれているにもかかわらず、政府はアメリカへのゴマすりのために強硬に日本国で先に批准をしようと焦っている。
昨日はいよいよ開かれた国会討議の中身について数名の衆参両議員から院内集会にて報告があった。法案に反対する議員に国民の力を結集して反対運動を盛り上げることによってTPP法案の国会通過を阻止しようということで大いに盛り上がった会であった。
