名護市長選の結果に思うこと | 小林興起オフィシャルブログ「世直しブログ」Powered by Ameba

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謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
本年もご教示賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
さて、1月19日(日)に名護市長選挙が行われ、辺野古への基地移転反対の稲嶺市長が再選された。
私は昨年の参議院選挙で新たな政党の設立を模索したが、準備不足という事もあり、あと一歩のところで断念し次回に期す事となった。私が新たな保守新党をつくり上げなければならないと決意したきっかけは、まさに、この沖縄に見られるように、かつては必要であったかもしれないが、もはや日本の防衛という意味においては役目が終わったと思われる、日本に置かれた無数の外国基地の問題を本格的に論じていきたいと思ったからである。
自分の国は自分で守るという独立の思想なくして国が発展するはずがない。たびたび申し上げてきた通り、私はあの郵政民営化法案反対で自民党を追放されることとなったが、この法案の内容はアメリカからの圧力であるという事を日本のテレビ・マスコミは全く報道しないという事に気付かされた。その時に、この国はアメリカへ必要以上に従属させられている事を痛感し、これを打破して本当の独立国日本を創る事こそ、この国の繁栄と世界平和への貢献ができると認識した次第である。
沖縄の面積から言えば当然、小さな普天間基地は日本の防衛には今や全く必要ないのである。したがって、普天間基地は単純に日本に返還してもらえば良いだけで、わざわざ辺野古の海を埋める必要はない。この事を認識し、少しずつでも米軍基地の返還をアメリカと円満に本音で話し合う時が来たと思っている。加えて日米地位協定の中身を見ればあまりにも不平等であり、西欧列強の治外法権で苦しめられた明治の初期に逆戻りしているかのような情けなさを感じるのであり、今や米軍が日本に基地を置くのは日本の為だけではなくアメリカの為でもあるという原点に立つならば、当然、治外法権を認めるような今の日米地位協定を早急に改定する事によって独立国日本を創っていく事が必要である。そうしたプライドのある国家を形成していく事を今年の私の政治運動の大きな課題としていきたい。