渡辺喜美さんが自民党を離党したことで
「刺客」という言葉が飛び交っている。
しかし「対抗馬」と「刺客」とは天と地ほど違う。
私はこのことを多くの皆さんに理解してもらいたい。
それは、「刺客」とは民主主義の敵だからだ。
今回の渡辺喜美さんに自民党が送るのは「対抗馬」だ。
離党した候補者に対抗馬を立てることは
政党政治としてありうることだ。
「刺客」とは同じ政党にいる者を粛清するために、対立候補を送ることだ。
まさに先の郵政選挙の時に小泉総理が行ったことだ。
法律の中身について「修正すべきだ」と発言した政治家を
たいした議論をすることなく、さっさと除名し、刺客を送り込み粛清した。
こんな言論弾圧は民主主義国家にあるまじき暴挙ではなかろうか。
「刺客」を送るほうも送るほうなら、「刺客」になるほうもなるほうだ。
言論の自由を訴えるマスコミには正しい報道をすることによって
民主主義を守ることをやってもらいたいと心から願う。