幼少の頃から可愛がってくれた伯母(母の姉)の逝去の報を受け
急遽、長野県の諏訪にお悔みに行った。
伯母は、93歳の私の母より3歳年上で96歳だった。
96歳といえば天寿を全うしたということになろうが、
とても悲しく、東京から諏訪までの道中も心が沈んだ。
幼少の頃、母が大病し諏訪にある母の実家に
長い間預けられていた時の事を思い出した。
夕方になると母恋しさに涙ぐむ私は、伯母の優しさで
安心し元気を取り戻したものだ。
私にとって伯母との別れはひとしおのものがある。
久方ぶりに親戚の人達とも顔を合わせたが、
地方の経済の冷え込みは想像以上のものがある。
今こそ日本が本当の豊かさを取り戻すために
頑張らなければならないと思う中に、
私を心から応援してくれていた伯母の墓前に
改めて国政復帰への誓いの決意を固めた。