漫画の多くは才能に努力が勝つことが多い。

しかしこの漫画は努力だけでは超えることのできない天才を描いた物語。

 

 

天才ゆえの悩み、天才ゆえの選択、天才ゆえの道

 

天才ということをここまで清々しく描く作品は珍しい。

 

これを読み終えたとき、凡人の私も少しだけ天才に近づけた気がしてしまう。

 

 

 

[響 〜小説家になる方法〜 ]

 

 

 

 

ビッグコミックスペリオールにて連載中

現在11巻まで発売中

 

 

 

•概要

主人公 鮎喰響

 

 

 

 

この漫画の主人公である15歳の少女。読書が好きで、月に二、三十冊の小説を読む。

類い稀な文才と感性の持ち主であり響の書く小説には人を引きつける力がある。歯に衣着せぬ物言いや冗談の通じない性格、自分の考えたことを思いとどまることなく実行する行動から、人付き合いが苦手でクラスでは浮いている。

 

 

花井 ふみ

 

 

 

響が小説を投稿した雑誌社の編集者。文芸の時代の復活を志しており、ごみ箱に捨てられていた『お伽の庭』に自分の夢を託し奔走する。

 

•ここが面白い

 

時代を作ることのできる小説をかける圧倒的才能を持った響の生き様。

 

 
 

 

 

 

凡人なら絶対に許されないことが天才なら許されてしまう、ココまで清々しい天才は初めて見た。

売られた喧嘩を買った響は躊躇なく相手の指を折った。指は私が折ったのだから落とし前ならあなたが私を屋上から突き落としなさいと言い放った響。
確かに理にかなっているが到底そんな発想にならない。

 

 

•まとめ

響はおそらくこの漫画に出てくる登場人物の中でダントツの天才です。

 

 

内容こそ文芸や小説といった知的なものだが、バトル要素が少しでもあったものならこの漫画はもはやワンパンマンになってしまうに違いありません。

 

 

また、清々しいほどの才能で他者を引きつける様子から努力だけでなんでもなるという最近よくある努力で天才に勝る少年漫画へのアンチテーゼに感じました。

 

 
 

 誰よりも才能を持つものが凡人が”努力”だというものを”当たり前”と呼ぶ。

凡人側の目線で見るとこれほど怖いことはありません。

 

 

 

小説とか興味ないし、、、

 

 

なんか内容も暗そうじゃない??

 

 

と思っているそこのあなた、だまされたと思って1度響を手に取って下さい。

 

胸熱展開を約束します。

 

 

 
 
 
僕は響のこのセリフにとても感銘を受けました。
作者の方がここを見てほしい評価してほしいというのはわかりませんが、僕は響をとても面白いと思います。
 
 

 

http://www.cmoa.jp/bib/speedreader/speed.html?cid=0000094364_jp_0001&u0=1&u1=0&rurl=https%3A%2F%2Fwww.cmoa.jp%2Ftitle%2F94364%2F

 

↑響の1話のリンクです。

 

 もしよろしければ明日読む漫画の参考にして下さい。

 
 
それでは次回も何卒!