遺言書についてだいぶ回数をかけてしまいました・・・・
多くの方に遺言書を作成しておく必要性があり、
いかに作成しておくメリットが高いかがお分かり頂けたら
嬉しいです
繰り返しになりますが、遺言書は何度も書き直せます!
海外旅行の前に書いておく方が居るくらいですし、
書いておくことで生じるデメリットは考えにくいです
(内容を秘密にしておきたいのなら、厳重保管してください)
遺言書には自分で手書きの文章を書いて、自分で保管していく(または法務局で保管してもらう)
自筆証書遺言がありますが
最も確実、安全な形式の遺言書は
公証役場で作成し、保管される【公正証書遺言】というものです
法務局で保管してもらう制度については別記事を参照ください↓↓↓
これまでの経験上、やはり自筆証書遺言は抜けや記載ミスがあったりと
不完全な形式により実際の手続きで使えなかったという事が何度かありました
せっかく作成するなら公正証書遺言の作成をお勧めしています
公証人の事前チェックもありますし、証人2名との立ち合いのもとで
厳格な証書として作成され、その後原本は公証役場で保管されるので、
紛失や改ざんのおそれもありません
さらに、相続開始した場合には、
裁判所の検認手続きが不要ですし、遺言執行者を決めておけば
他の相続人の関与なしで、相続手続きや相続登記申請を行うことができます
公証役場とのやりとり、手数料が発生する、証人の手配、必要書類をいくつか集める必要がありますので、それらがデメリットですかね・・・・