前回まで、ざっくりと登記とは何か、そして登記制度とはどのようなものなのかを書いてみました
そして、司法書士の主な業務のうちの一つに登記申請の代理があります
司法書士は依頼人から報酬を受けて代わりに登記申請をし、正確な登記申請によって国民の権利の保護、取引の安全に資する国家資格者であるということです
なんとなく司法書士のイメージがついてきたでしょうか
まだまだ、難しいかなと自分でも書いていて思います
ここまでで、こういう疑問は沸きませんか?
「なぜ、司法書士にわざわざ報酬を払って登記を依頼する必要があるのかな?
自分で登記申請しても良いんだよね」
もちろんです
自分で登記申請される方、いらっしゃいます
ネットや書籍を駆使してご自身でお調べになり、
何度も平日の昼間に法務局に相談に行って
やっと申請したけど、結局、訂正箇所があって、
また訂正しに行って…
何十時間も費やして申請される方もいらっしゃいます
でも、この時間って勿体ないじゃないですか
仕事や家事、育児、介護してるから平日の昼間動けない
必要な書類や申請書の書き方が分からない
書籍やネットの情報があふれていて、何をみたらいいのかわからない
そして、それが正解がわからない
「自分でやってみようと調べたけれど、挫折しました」
こうおっしゃってご依頼される方も一定数いらっしゃいます
こういう方にこそ、
我々、司法書士を活用してほしいのです。
司法書士に全部丸投げして、無用な心配や、登記申請に費やす時間、体力をもっと有益なところに回して欲しいです