2日間だけ名古屋に来てました。
甥っ子たちと野球を見に行ってきたりというほのぼのな休日。
父(じいじ)は昔、息子の野球の英才教育に失敗しているのだが
「おれ今度こそプロ野球選手にする自信あるんだけどなぁ...」と孫をしみじみ見ながらつぶやくじいじ。
学ぶ姿勢が全く見られません。
「上の子はめちゃくちゃいいバッターになりそうだし、下の子は左利きだからめちゃくちゃいいピッチャーになるだろうなぁ。」
まぁ、孫には神のように優しいじいじなので
たしかに次こそめちゃくちゃいいコーチになれるかもしれませんね
今日は中日対楽天の試合を見ました。
わたし正直あまり野球わかんないんですがこどものお守りも兼ねて行ったんですけど
なんかたまたま松坂選手の13年ぶりの舞台だったみたいで
会場は超満員でした
甲子園のときから「怪物」と言われてもてはやされて
プロに行ってももてはやされて、メジャーに行ってつまづいて日本に戻ってきて、ってかんじなんでしょうか。
記事で読んだだけなんで知り合いでもないのなんだか知ってるみたいに言うのも違和感なんですが。
「彼は才能に恵まれ過ぎた」からメジャーという世界でもプライドや自分のやりかたを変えられなかった。応援してくれるひとが少なかった、とどこみてもそんなようなことが書いてある。
たしかにたとえとてもすごいひとでも、高飛車でひとに感謝できない人に出会うと、わたしも応援しようとは思えないし、こんにゃろうって人間だから思ってしまう。
でもでもそうしてしまった周りもいけないと思うし、その人だけのせいとは思わないけど、それでもそれでもたしかに、そういう人をみるととっても損してるなぁって思う。
そのうち、だれもなにも教えてくれなくなっちゃって、気づいたらひとりぽっちになってる。
もしかしたら松坂選手は、そんなかんじだったのかなぁなんて、知り合いでもないから妄想したりする。違うかもしれないから妄想にしか過ぎないんだけども。
人って、周りの人に感謝できなくなったら終わりだと思う。当たり前なんだけど、最近つくづく感じる。
「できる経営者」ってどんなひとだろう。って考える。
超頭良くて学歴があることよりも、リーダーシップ能力があることよりも経験値があることよりも、人に感謝ができる人が最も偉大な経営者なんだろうなぁと思う。そういうひとには、応援者がたくさんいる。
試しにわたしの周りにいるすごい経営者の方々の顔を思い浮かべてみると
やっぱりそういう人の周りにはいつも社員さんや仲間がたくさんいる。
みんなその人のことが大好きなんだ、人として。
そういう人になりたいなぁ。
...なんて、野球のルールがわからないので、ただぼんやり松坂選手が一生懸命投げてる姿をみながら考えていたのでした。
「応援してくれるひとがいない」なんて誰かに言われている松坂選手だったけど
会場いっぱいの人が、松坂選手が出てきて、投げて、ストライクとって、その度に歓声があがっていました。
こんなにたくさん、応援してくれるひとなんていないでしょうに!!!!
松坂選手がこれからまた野球を楽しんで、みんなで楽しんでできるといいなぁ。って。
知り合いでもないのに、願ったのでした。