今日は初!寄席に行ってきた
落語を一度生で見てみたいなーーと思っていて。
天下の吉本興業も、ちいさな「寄席」から始まったんだなーと思うと
「笑い」っていうポジティブパワーは半端ねえなあと思いました
わたしも未熟ながら、人前でお話するお仕事をさせてもらっているので
どうしたら観客の心を鷲掴みにできる話し方ができるのかなあ、なんていっちょ前に考えながらきいてみたんだけど
うーんやっぱりわたし話がわからなかったり興味が持てないとすぐ寝ちゃうんですね笑
中学のときにはもう、「ああ、わたしって人の話をきくのが苦手なんだ」と認識しました
受験中は諦めて、飴玉型の枕を学校に持参していました
いま話をする側になって、先生みんなに謝りたい気持ちです
でも今日寄席で、いろんな方の落語や漫才を拝見して
やっぱ全然眠くなんない人とそうでない人の境目って、周り見渡すと、みんな一緒なんだよなあ
講演会でも授業でも、一緒だなあ
と思った(本当に、くそ偉そうでほんとにすいません)
幕が上がってすぐ、前座で修行中の女性の方が出てきて話してたんだけど
観客ってくそシビアで、くすりともしない
なにが違うんだろうとこれはこれで興味深くて見ていたら、声のトーン、とか表情とか色々あんだろうけど、(正直考えてもよくわかなかった)
わたしでも気づいた違いは、
「オーラ」と「みばえ」なんじゃないかと思ったんだ
後ろに行けば行くほどベテランの人が出てくるのが、名前も知らないけど、出てきた瞬間にわかったんだ
そして最後の最後は、円楽師匠だった
もちろん寝てる人なんて誰もいないんだけど、先入観抜きにしてもやっぱり、全然違くて
話がおもろいか、よりも、出てきたときのオーラと、みばえ?これ別に、イケメンかとか美女だとかそういうんじゃなくて、清潔感っつーかなんていうの?うーんうまく言えないんだけど、やっぱ前座の人とは違くて、大物感が出ちゃう感じっていうか、まあ結局、場数、なのかなあ。(うまく言えないから諦めた)
わたし、いままで自分の見かけに関してあまり気を遣ってなかったなあって、思ったんですね
服も靴も、髪型もお化粧も、
遠いから見えねえでしょ、とか、ヒールで歩くと靴擦れするからスニーカーで行こっかね(特に学校は玄関でスリッパに履き替えることの方が多いので)とか
新幹線で爆睡してそのまま化粧直しせずに話に出たりとか
よく考えたら、それって聞いてくれてる人に失礼だよなあって。
今更だけど、とても思った。
観客は、その人が視界に入ってきて、たぶん最初の1分で、この人の話きこうか寝ようか、決めちゃう気がする
だから、オーラとみばえって大事だなあって。
そのためには事前の準備と、場数を踏むことなのかなあと。
今日は大切なことを学んだ一日でしたとさ。