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研修1日目

栃木市の議長の挨拶から研修スタート😀
議長がかなり沢山説明してくれたので栃木市の歴史と概要はかなりスタートで理解できました😁

研修①栃木市歴史的風致維持向上計画

『歴史』
1市5町の合併でH26に誕生し旧市町の特色を活かしている。

宿場町及び荷物の集積場として発展し、江戸時代末期に大火事が4回。
それらの教訓を元に土蔵の建物が増えた。

S30頃から歴史的な街並みから近代的に変化してきたが、50年代に歴史価値を再認識して蔵の街を活かしたまちづくりを再開した。

官民協同でアーケードを撤去したり近代的建物を撤去したりして、蔵の街を作り上げてきた。

北部に重要伝統的建造物群保存地区として認定を受けた。

『概要版を元に説明』
H31策定
維持すべき歴史的風致


推進のために重点区域を定めてある。

2つの区域があり、市役所周辺は重点地区になる。

施策は↓

現在27棟を指定(54件中)

歴史的建造物に指定されると

民間→維持管理厳しい。そのため補助制度を創設

対象経費の2/3以内で500万円以内の補助

本人の負担もあるので実績は今のところ1件


市のホームページに詳細は全部記載されている。

『質問』
・民間が維持できずに破棄したい時は?市の政策として買取などはあるのか?
→基本的には民間で活用してもらいたいが、もしダメなら空き店舗や空き家として民間の中で利活用を促す。


研修①-2 空き家対策
建築住宅課
空き家数は3年増加している。
・新たな空き家の発生の抑制!
67自治会の協力により300件発掘。
自治会と連携し細かい情報を早く対応していく。

空き家解体補助金を活用して建物を除却したあと不動産業者が買い取り販売している。

・新たな空き家の抑制
出前講座を開き空き家予防セミナーを開催。
R5年2団体150名受講

・空き家を維持する場合の適正管理
相談を受ける→市での現地確認→所有者調査→適正管理の通知→所有者による改善
NPOとシルバー人材と提携し空き家予防と適正管理の協定を結んだ。

特定空き家と管理不全空き家の所有者に固定資産税の減税がなくなる事を再通知。

我が家の終活ノートの作成
空き家などの意向を明確にしていくもの。
これにより被相続人が対応しやすくなる。
また、相続登記が義務化される。

・使える空き家の活用
空き家バンク毎年100件登録で内8割が契約となる。
補助金の利用や農業委員会と契約して農地付き空き家も登録可能となった❗️

定住促進制度が充実している



また。

空き家解体の為の補助もある。

毎年80件ほどの実績がある。


また納税通知を発送する際にチラシも同封している。


その結果。

空き家数は減少した。

2015年2007→2020年1740戸


今後は継続的な情報発信と不動産屋との密な連携をしていく。

質問
・どうやって登録を増やしている?
→不動産業者の持ち込みが多い。リスクや後の人のことを考えろというようなニュアンスでも説明。


議場の見学



研修② 「蔵と観光振興〜巴波川から見る蔵の街〜」 【蔵の街散策と遊覧船】現地視察

地元のボランティアガイドさんに説明を聞きながら歴史的建造物と観光にスポットを当てて歩きながらの視察研修


内容は事前の座学とリンクしてある部分を見ながらとなります。


船頭さんと船で。

ここで行われるお祭りの歴史なども聞きます。