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都留市議会常任委員会研修1日目
朝8:30出発で長野県へ😀
午前中は大王わさび農園の視察
都留市でも湧水を活用してわさび栽培をしております。
こちらの大王わさび農園では大正時代から大規模なわさび栽培を始め今では特産品と観光資源として安曇野の地域活性を担っております。
元々原野であった場所を20年の歳月をかけて作り上げた先代たちのロマンが詰まったプロジェクト。
わさびは水温10〜15度の中性で濁りが少ない水を好みます。
そのため、地下水や湧水を活用する事で良いわさびを育てることができます。
都留市も観光資源として自然を守りつつ人を呼ぶための政策として湧水群を活用していく。
また、湧水を活かして農産物の栽培をしていく。
今ある資源を残していきながら、投資をしていくという考え方は大変勉強になりました。
午後からは本研修
大町市にて鳥獣害対策事業を学びました。
総務産業建設常任委員会がメインの研修
社会厚生常任委員会所属の私は翌日がメイン研修となります。
経費削減の為に、両常任委員会合同での研修となっております。
大所帯で行くことが良いのだか悪いのだかここは考えるところです。
研修は大町市の農林水産課
驚いたのは、ハンターの資格を持った行政職員が2名+1名の計3名がいるということ。
行政直接に加え地元猟友会ともがっちりタッグを組んでおります。
また、GPSやビーコン発信機を活用しサルの行動範囲をリアルタイムで把握し地元民にどこから猿がやってくるか事前に予測して周知する事ができております。
さらに補助金だけではなくモンキードッグやけものおとという目撃情報共有など多様な猿対策を複合的に行なっております。
こちらは猿害対策協力員(報酬有り)の方々も市への情報提供や追払いもしております。
猿の檻はまるみえホカクンを利用
設置と解体を簡単にできる事で短期間、長期間での捕獲ができ、効果のある場所をピンポイントで設置できます。
360度カメラを設置し、猿が沢山入ったタイミングで檻を締めれます。
ここの課題はワナのハンター資格がないとボタンを押せないという事。
長野県なので雪も降ります。
小型織は吊り下げ式を利用してあります。
捕獲の際は餌付けは根気良く行い焦らない事が大切。
また、近隣農家と連携して販売できないりんごを中心に安価で餌も確保しております。
地域連携もバッチリ👌
猿 22群3000頭が導入後1/3捕獲という実績は素晴らしい👍
獣害対策としては学びが多いと思いましたが、スーパー公務員に依存している可能性を感じたので後継の育成が今後の課題となりそうです。
チェックインしてから公務も終わり自由時間。
長野市内で長野オリンピック1998の表彰式を行った公園に行き、記念オブジェを見てきました。
では