先日中傷ビラまで出回っておりましたので、そこの整合性も確認したい案件でした
中傷ビラの件はまた、今度にしましょう
さて。
そんな病院の赤字に関しては、
H26年の急激なマイナスが気になるところ
因みにH24年までは黒字、H25年に若干の赤字です。
ここの確認は、かなり重要かと思います
伺ってみたところ、
H26年に会計監査が入り、過去の分も含めて修正したとの事。
厳密には、資料だとH20年からの資料がありますが、H20年~H25年は計上ミスがあったらしく、現行の計算をすると、H20年以降はず~っと約1億円の赤字となるみたいです。
計上ミスの内容としては、減価償却分の計上などが主みたいですね。
またH30年の赤字に関しては、元々あった内部留保資金が無くなった為、大幅な赤字計上となってしまっております。
H31年(R1)でここからV字回復してきている中でのコロナウィルスは病院としてもかなりのダメージではあったみたいですが、運営全体としては回復傾向との事。
主な改善要因
・ジェネリック薬品を入れることで約7,000万円の節約
・リースではなく起債をかけて購入することでの交付税バック
・災害拠点病院に認定され、交付金UPであったり補助金の申請が可能になった
・薬価の仕入れ価格を交渉
など。
数字的には、病院と老健を合わせて、コロナ禍であるにもかかわらず
H30年5憶5000万円の赤字からH31年(R1)は2憶円程度の赤字まで回復の見込みだそうです
※まだ決算ではないので概算ベースです。
空調、ボイラー、CTなどの備品購入や設備改修をした上でのこの数字です。
という事で、減価償却分を含んだ損益計算をしてみると、
凡そ、2.5憶の減価償却と赤字2憶とのこと。
病院と老健合わせて、3憶5000万円ほどの赤字改善となっているみたいですね。
市立病院は公共の福祉の為の物であるため、利益をどんどん出して儲けるという事でもないかと思いますが、市からの資金が入るのにも限界があります。
赤字改善といっても赤字は赤字なので、ここの数字をもっと健全化していく必要はありそうですね。
目標値としてはまずは±0にまで持っていく事
その為の策も説明していただけました
まずは病床利用率70%ですね
コロナ直前まではかなりこの数字に近づいてきており、さらに具体的には産科病棟の病床の活用をどうしていくか
産まれる為の病棟に死にそうな人を入れるわけにもいかないでしょうし、産科となれば女性限定になるでしょう
いろいろと提言してみたいとは思いますが、この場合は通すことではなくて、アイデアの1つとして協力していきたいと思います
では
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