こんにちは
逆流性食道炎という新しいお友達と一緒に生きていたある日
一緒に書道をしていた祖母が
『計算が合わないからやってみてくれ』
と月謝や日本習字財団への登録料を私に計算してくれと言ってきました
多分私の家計で祖母は最も頭がよく芸術的なセンスも高いので、簡単な足し算ができないって珍しいなぁと思いつつも、年取って面倒になったのかな。
と思い快諾し事務関係をやることになりました
祖母の作品の一部(書画、切り絵、パンフラワーなど100点位あります)
元々はボケ防止だからと言って自分で書道関係の事はやると言っていたので、80過ぎると大変なんだな位にしか考えていませんでした
祖母はとても厳格で、自分でも努力を惜しまない人。
学校の先生をしていながらも祖父が60歳になる前(私が3歳の時)に他界もしており、それ以前の数年間は入院する祖父の看病もあり苦労も多かったと思います
その分、小学生のころから祖母は私にも厳しく、私も思春期で尚且つ決して優等生ではない中学生の私は毎日のように喧嘩
『我が家の恥さらしが出ていけ』
とかも言われたこともありました。
殴り合いの喧嘩したこともありました
今思えば、それだけ喧嘩していたのに私が成人した後、一緒に書道を教えたり、カナダのイエローナイフにいる私に≪死ぬ前にオーロラ見てみたいからと≫わざわざ会いに来てくれたり。
喧嘩するほど仲が良かったのが祖母なんだと思います。
それに、私の直系の家族で
がんを経験したのは祖母(乳癌)と私(精巣癌)の2人だけ。
病気まで仲良しです
では
小林けんたのmy Pick