ニュースで騒がれている児童手当をざっくりまとめてみました
その前に・・・(自治体によって変わるかも)
1200万円の年収だと課税所得が730万円を超える為年収制限で
子供手当だけでなく不妊治療費もでません
私はこのブログの内容に関して政府案は不平等だと思っています。
日経新聞より抜粋:
年収1200万円以上の高所得者世帯への児童手当支給を廃止する児童手当法などの改正案を閣議決定した。今国会での成立を目指す。
特例給付:
2022年10月の支給分から、この「夫婦のうち高い方の年収」が1200万円程度を上回る世帯には、現在子ども1人につき月5000円支給されている「特例給付」を廃止する。
「夫婦のうち高い方の年収」が960万円程度を下回る世帯に支給されている児童手当や、「夫婦のうち高い方の年収」が960万円〜1200万円程度の世帯に支給されている「特例給付」は現状のまま。
ということなので、家族のだれか1人が1200万円稼いだ時点で子供手当は無くなるとのことです
世帯年収1000万円はどれくらいなの?
全国すべての世帯のうち上位約10%に相当=残り約90%の世帯はそれより少ない収入で生活
とのことですので、1000万円/家族は上位10%との事です
夫婦共働きであれば
・600万円+400万円
・500万円+500万円
・700万円+300万円
・800万円+200万円
・850万円+150万円
このあたりの数字って都市部であれば当たり前のように出てくる数値だと考えられます
でも地方では、1人当たり300万円稼げない世帯もかなり沢山あったりすることも事実ですよね
では年収1200万円って実際にどれくらい裕福なのか
所得税で計算してみると・・・
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超 | 40% | 2,796,000円 |
12,000,000×0.33-1,536,000=2,424,000円(控除分)
12,000,000-2,424,000=9,576,000円
さらに社会保険、厚生年金が引かれます。
都道府県によって変わるので概算になりますが、
社会保険料の折半後で約50,000円
厚生年金の折半後で約59,000円
(子育て世代なので介護保険分は無しにしてます)
という事で約109,000円/月=1,308,000円/年が引かれます。
今のところ
8,268,000円=689,000円(ボーナス無し)
健康保険やら交通費などで会社で入ってる場合の手取りは勿論ここからひかれていくし計算上ボーナス分も含んでの年始にしているので、
年収1,200万円の方々の印象としては
我が家の収入(手取り)
500,000円/月くらい
というような印象を持っているのかと思っています
お金が無いわけではない金額かと思いますが、都市部なのか地方なのかで大きく分かれる金額ではないかと思います
という事は、
手当無くなる(5000円/月だけ)から生活が厳しい・・・
➡2人目は作れないかぁ
とはならなそうですが、多分5000円貰えない事より、1人当たりにかかる金額を計算しているかと思いますので、
食費・学費・習い事・衣類などもろもろ考えて、生活は厳しいとなる可能性もありますね
たぶんですが、1,000万円以上稼いでいる人ってそれなりの仕事などでの付き合いも多いだろうし、実際はお金ないと思っているかもしれないですね。
でも、人間の感情的なことをふまえていくと
児童手当もらえないんじゃ子供作らないっていう判断をする方も出そうです
そもそも、高額納税者の方々は、その分納税しているので、児童手当だけではなく不妊治療も手当があって良いかと思いますけどね。
では
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