その2 南相馬市放射能測定センター
南相馬市役所のあと昼食を取り、放射能測定センターへ向かいます
たまたま、取引先の社長が貸している物件にセンターが入居したため行けることになりました
ここでは、市役所で受けた説明と違う説明を受けることができました
ではまずセンターですが、
(NPO法人チェルノブイリ救援・中部)
測定装置をもって実際に歩いて測定をしております。
どのような場所に放射線量が高いか
数値は適正か
野菜、果物は
放射線量率マップ
などの調査や作成をしております。
左の写真 奥に見えるのが放射線マップです。
右の写真 机の上に菜種油があります。
説明によると・・・
・菜種油を使っての検査➡菜種油に放射能は無い。(茎、葉などには残ります)
・日本国の発表しているIAEAの安全基準は年間20ミリシーベルトだがIAEAでは1ミリ~20ミリ以内を安全としているため、政府では基準内の最大値を安全とうたってしまっている事は、果たして大丈夫なのか・・・ チェルノブイリでは5ミリシーベルトでも安全と言っていない
・前例の無い災害で、調査研究するチャンスであるのに、福島とほかの地域での精密検査をしての比較を過去5年して来なかった。そもそも原爆と違って一気に体に浴びる放射線ではないので、人体に影響が出るかどうかすらまだ分かっていない。
・甲状腺がんリスクというが、上記の通り初めてのケースなので、もっと精密に調べるべき
・国は放射線量のリスクや詳細な場所【家の中など】について隠ぺいどころか調べてすらいないので、隠しようがない。
・家や外のどのような場所に放射線が多くあるかなど。
というような説明を受けました。
限られた時間では、説明もしきれないし、理解もしきれませんので、ポイントを上記にまとめてみました。
チェルノブイリとの比較をしながらの説明でしたので、日本の放射線規制解除が甘いのかというような懸念が残ります・・・
また、これはかなり重要な説明でしたが、規制解除されている区域でも、道路などは除染できているが、空き地や草むらなどまで手が回っていない可能性があるから、解除区域でもそのような場所には入らない方が良い。
今後も連絡をとれるので、さらに詳細(動物、虫への影響、チェルノブイリとの比較など)教えて頂こうと思います。
では