サイ・ヤング賞受賞なるか!ダルビッシュ有の大躍進の秘訣に迫る! | 小林至オフィシャルブログ「小林至のヨノナカ考」Powered by Ameba

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https://www.baseballgeeks.jp/mlb/yu_darvish_2020/?replytocom=169#respond

 

 

サイヤング、取って欲しいけど、あと一歩、及ばずかなあ。
まず、MLBフロントによる能力評価は、勝ち星は基本的に運に左右される要素が強いから、あまり参考にしない。サイヤング賞は記者投票で、記者は、もう少し、情緒的かつ伝統的で、勝ち星も考慮には入れますが、MLBフロントの評価に倣うところ大で、一番高く評価するのが、WHIP、次に防御率。
ちなみにフロントは、イニング数、K/9,K/BBを、勝ち星よりも重視します。記者は、勝ち星もそれらと同じくらい評価するでしょうが、やっぱりまずはWHIPと防御率。
baseball-referenceでざっとみたところ、ダルビッシュは、ナリーグ規定投球回数到達者で、WHIPで4位、防御率で2位、イニング数で3位、K/9が8位、K/BBで2位。ライバルと目される二人は、バウワーの順位が、それぞれ1、1、6、5、3。デグロームが3、4、21、1、4。
こうしてみると、野球の観点では、バウワー以外はないかなあ。望みがあるとすれば印象票が入りそうな場合。たとえばメディアへの応対、社会活動、困難を克服しての復活とか、時流とか、印象を左右するようなストーリー性において、両者に大きく違いがあるかどうか。あるかな?