車いすラグビーのリオパラ日本代表が帰国しました。
4大会連続出場で、悲願のメダル。これまでメダルに届かなかっただけに喜びもひとしおのはず。
今回のオリパラ、オリンピックは、史上最高のメダル数でしたが、パラリンピックは、数自体は前回を上回る24個でしたが、金メダルは0。
かって、金メダルの常連で、1988年のソウル、2004年のアテネでも17個の金メダルだったのが、どうしてこうなったか?
理由は、やっぱり、ほかの先進国に比べて、わが国の障害者スポーツへの支援が不十分であるということだと思いました。
障害者スポーツは、健常者よりおカネがかかります。たとえば車いすラグビーは、専用の車いすが100万円かかる。移動費用も、当然、健常者よりおカネがかかる。
それでいて、日本代表、つまりパラリンピアンとなっても、渡航費の1/3が自腹なんですって。実際、障害者スポーツの人口は減り続けている。
日本は、障害者への支援は、他の先進諸国に比べて十分でないみたいですね。この機会に、パラスポーツだけでなく、障害者を取り巻く問題について、気に掛けるようにしてみたいです。