「パラ競技場満杯に」賛同の輪 ブラジルの子供招待 ネットで小口寄付募る | 小林至オフィシャルブログ「小林至のヨノナカ考」Powered by Ameba

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「パラ競技場満杯に」賛同の輪 ブラジルの子供招待 ネットで小口寄付募る
2016/9/13付
 【サンパウロ=宮本英威】障害者のスポーツの祭典、パラリンピックの競技場を満杯に――。インターネットで個人から小口資金を募るクラウドファンディング(CF)で、ブラジル人の子供1万人を競技場に送る試みが注目されている。リオデジャネイロ大会に参加する有力選手に加え、英国のヘンリー王子も個人的に寄付し、著名人に賛同の輪が広がっている。

 CFは8月下旬、前回2012年のロンドン大会でのマーケティング担当幹部が、リオ大会のチケット販売の不振ぶりを懸念して始めた。これまでの20日間で900人近くから約6万5000ドル(約650万円)が集まった。民間企業などの寄付を加えると、目標の30万ドルを突破したという。韓国サムスン電子は「人類の挑戦の精神を後押ししたい」と5万ドルを拠出した。

 リオデジャネイロ大会の注目選手で車いすの陸上女子で100メートルなど7冠を狙う米国のタチアナ・マクファデン選手は家族とともに寄付。「15ドルで地元の子どもたちを支援する良い方法だ」と賛同を呼びかけた。英人気バンドのコールドプレイも「素晴らしいアイデアだ」と支持を表明した。

 リオ大会のチケットは現在、全体の7割超の180万枚まで販売が伸びてきた。序盤戦でのブラジル選手の活躍もあり、地元でパラリンピックへの関心も高まってきている。10日には主会場の五輪公園に17万人が訪れ、五輪期間も含め1日の最多動員を記録した。