こんにちは。江戸川大学教授の小林至と申します。
このブログでは、ヨノナカで起きていることについて、折に触れて、綴ってみたいと思っております。よろしくお願いします。
最初ですので、ちょっと堅苦しいですが、自己紹介を少々、させてください。
昨年12月まで、10年間、プロ野球球団の福岡ソフトバンクホークスの役員を兼務していまして、その間、福岡に住んでいました。
ホークスの親会社が、ダイエーからソフトバンクに代わる際に、孫正義オーナーから、お誘いいただき、以来、10年にわたり、勤めることができましたのも、ひとえに皆様方のご厚誼とご指導の賜物と、只々、感謝の気持ちで一杯でございます。心から厚く御礼申し上げます。いたらぬ私ではございましたが、皆様方のおかげで大過なく勤めさせていただき、大変喜んでおります。
在職中の10年間、それぞれの局面で、ご指導いただいた方々へのお礼かたがた、少しだけ、振り返りますと・・・・創設と、黎明期の運営に執行役員として携わった、パリーグの共同事業会社（パシフィック・リーグ・マーケティング）は、その後、パリーグ6球団の聡明で創造的な方々の奮闘努力で、大きく成長しており、プロ野球ビジネスの将来展望を明るくする、実に楽しみな存在になっています。
また、セパ12球団の事業担当者と一緒に立ちあげました、事業会社化検討プロジェクト。1年間、官々諤々の議論と調整を積み重ねた末に、オーナー会議において提案しました二本柱＝「侍ジャパン」、「ＮＰＢの事業会社」が、5年の時を経て、現実のものとなりました。当時、同プロジェクトに携わった方々の苦労を思い、その後、実現に努力された方々の苦労を想像しますに、実に、感慨深いものがあります。
そして、この5年間、王貞治会長の指導のもと、旗振り役として携わってきましたチームづくり。秋山幸二監督の指揮のもと、選手、コーチ、スタッフそれぞれが、もてる能力を存分に発揮し、リーグ優勝3回、日本一2回という結果をもたらしてくださったことは、本当にありがたく、嬉しいことでした。この間、補強の体制、育成の体制においても、整備を進めることが出来まして、中長期的に、骨太な、先々が楽しみな球団になったと思います。
これらの他に携わった数々の業務も含め、どれもが、関わった仲間のご厚誼とご指導の賜物であり、只々、感謝の気持ちで一杯でございます。
今後は、この10年間、実務で学んだことを踏まえ、研究と教育を中心としながら、様々な方面に活動を拡げ、野球界・スポーツ界、そして日本国の発展に、微力ながら貢献していきたいと願っております。
小林至