お祖母様の一間箪笥、お化粧直し♪ | いけず女優 こばやしあきこオフィシャルブログ

お祖母様の一間箪笥、お化粧直し♪









12年前に他界した祖母から引き継いだ一間箪笥。どうも戦前のものらしく、取手なども壊れてたりしてましたが、ようやく修理に出せました。
日本中いろんな業者さんへ問い合わせましたが、高くてぇ〜(^◇^;)しかも一間箪笥を扱ってくださるところ自体がほんますくなくて。。
でも、そんな中とても親切で気持ちの良い工房が見つかりました!ほんまお値段も良心的で対応もめっちゃ丁寧!!仕上がりが楽しみです!!
↓ここ、おすすめです!!!!!
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「箪笥の詳細ですが間箪笥として一間182cm幅に収まる設計となっております。
本体は桐材で見えないところの骨組みは松などの針葉樹で組んで重要なのは化粧材で
見える部分では引き戸の表や抽斗の口板、本体の木口などは欅で装飾も高級です。これだけの年代物で、撓まずに真っ直ぐを保っているのは、本当に珍しく良い素材が使われていたのがよくわかります。
木口の突合せは剣先留めと高い技術と時間が必要な加工となっています。
抽斗の口板も平らな加工じゃなく凸凹と修理泣かせのところも(苦笑)
その他気になる点などございましたらお知らせください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
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poaceae wood work
Web     
https://poaceae.jp/
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中身ごともらってたから整理が大変。茶人でらしたお祖母様。紫の無地着物が多かったですが、ほかにも私好みものを何点か見つけました♪大切に着ますね。




スワトウの付け下げ!しかもサイズが割と大きい!


藍染の小紋!なぜか単衣。


ゴージャスな袋帯。どこへ行くためにつくったんだろぅ。。?パーティーに行きたくなる〜(*´∀`*)



お祖母様、おしゃれさんだったようで、ちょっと珍しいショールや着物も出てきて嬉しかったです。

でも、私でも着られない着物や和小物、段ボール三つ分ほど、福服さんにひきとってもらいました。


手作りの前掛けは、もしかしたら大原女・白川女の衣装なのかな??都の京北、岩倉に嫁いでいたので。手作りの同じ形の前掛けが何枚も出てしました。。これはなんだかさすがに、保管。。




お祖母様の箪笥は仕方ないにしても、あまりにどの部屋にも物がいっぱいで片付けられてない実家で、亡き母に思わずぶつぶつ文句を言いながら掃除してたら、、




私の引き出しの中に、母からのメッセージが。置きっぱなしにしていた着物を移動させてくれてたようで。思わず「ごめんお母さん」と声に出してました。文句言うてたのが聞こえたみたいですね。ありがとうね。


お祖母様の一間箪笥。お色直しを終えて、今度は東京の我が家に改めてお嫁入りしてくれるのを楽しみにしています(*´∀`*)