学校で必ず習う応仁の乱
でもどうして起こったのか
なぜ11年も続いたのか
どうやって終わったのか
全く覚えていない
 
ただ日野富子が悪女で
8代将軍足利義政がぼんくらで
御世継問題に細川と山名の家督相続問題がからまった
という記憶しかない
きっと同じような人は多いのではないだろうか
 
本書の登場人部は300名くらいいるのでちょっと混乱することもある
名前も微妙に似てたりして余計に混乱するのだが
肝心要の人達さえロックオンしてしまえば難なく読み進めていける
話しは室町幕府4代将軍の足利義持あたりから始まる
そしてくじ引き将軍でおなじみの6代将軍足利義教が殺された嘉吉の変から
応仁の乱へ向かう道筋が一層こくなってくる様子が描かれる
 
室町時代は全く明るくなかったのが
比較的読みやすくつくられていた
学生さんにもおすすめですよ