視野11月最初のお茶のお稽古。ホトトギス、萩、ユウゼンギク。お庭に咲いていたお花を生けてくださった。花器は、備前焼、かな、と先生。うずくまる、という名があるらしい。前方に凹みがあるのです。やきもの世界では背が低く、むっくりした形を持つ小壷を〈うずくまる〉と呼ぶそう。その形がさながら、人がうずくまっているように見えるからだそうです。以前は、お花ばかりに目がいっていたけれど、益子後は、花器も気になる。視野がすこし広がったようでうれしい。ついつい、狭くなりがちなのでね。