銀座のポーラミュージアムで開催中の、
「時の花 イイノナホ展」が、密やかに美しくて、
とってもよかった。

入ったところに、イイノさんの詩のような言葉があって。
作品と言葉が、ぴったりだなっと。



遠くに見えているものを
近くでも見えないものを
目の奥で見えているものを

心を研ぎ澄まし見つめる


遠くで聞こえている音に
すぐそこで弾む音に
身体の中心で聞こえる音に

耳を傾け色を見極める


遠くに感じる匂いを
目の前を漂う匂いを
鼻の奥が覚えている匂いを

目を瞑り記憶と照らし合わせる


気配を感じ
手が覚えている感覚に従い
踏みしめる足が感じる
地面の波動に驚く、


引き合うエネルギーは
通り道を邪魔することもあるし
思わぬ方向に導いてくれる事もある


そんな事を毎日感じながら生きている




この詩には続きがあるけれど、
それは会場で…!
2月17日までです…!