テーマの展開を鉄道の一路線にみたて、
始発から終点まで、一駅ごとにテーマを変えて構成された展覧会
「鉄道絵画発→ピカソ行き コレクションのドア、ひらきます」
東京ステーションギャラリーならではの、
趣向を凝らしたこの展覧会の始発駅は、
「鉄道絵画」
本城直季 《small planet tokyo station》
東京駅から線路のある風景まで、
日本画、洋画、写真や資料などが展示されています。
続く二駅目は、鉄道がつなぐ「都市と郊外」
三駅目は、鉄道を利用する「人」
そして、、、
四駅目には、「抽象」的な絵画を。
東京駅、線路の風景など、
「分かりやすい」景色から、「分かりにくい」景色へ。
そして、終点は、「ピカソ」!
ゲルニカと同時代に描かれた「黄色い背景の女」など4点の作品で、旅を終えました。
始発の東京駅から、ガタゴト列車に乗り、
車掌さんや乗客たちに想いを馳せながら、
北へ南へ
時には荒廃した近未来都市へ
それはまるで、ミステリーツアーのようで。
思いがけないドアが、
次々と開きました。
本日より、来年2月12日まで、
東京ステーションギャラリーにて開催中です。
この空間でしか味わえない魅惑的な旅を、ぜひ!