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嬉しいお知らせが、海の向こうから届きました👏

イタリア・トリノで

9月25日~10月4日にて開催された

第12回 TORINO UNDERGROUND CINEFESTという映画祭にて、主演映画「あみはおばけ」が、

長編映画部門にノミネートされ、

なんと、なんと…

最優秀作品賞に選ばれました😭

最優秀作品ということで授賞式の後に改めて上映してくださったそうです。

生きていると、思いもかけない幸せなことが、

あるものですね。

トリノの映画祭のみなさま、ありがとうございます!

発表の瞬間、いたかった!行きたかった!トリノ!

グラッツェ!!

🇮🇹

そして更に嬉しいことに、

ようやく、12月より、「あみはおばけ」の配信が始まるそうです!

どこから配信されるかなど詳細が決まりましたら、

またお知らせいたします📢

どうぞお楽しみに!








東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館にて本日開幕の、
大阪・関西万博を記念した展覧会
「修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」内覧会へ。



伝 尾形光琳

「布引滝及び鶏図」




酒井抱一
麦穂菜花図

静嘉堂@丸の内の開館から3周年となる本展では、
2025年、大阪関西万博を記念し、岩崎彌之助、小彌太父子および、静嘉堂ならではの東洋絵画の優品が一堂に展示されています。
あわせて、後世に伝えたい所蔵品を「未来の国宝」として紹介。1999年から続けてきた文化財修理事業でよみがえった作品群も公開され、文人趣味を反映した水墨画、文人画が中心となっています。

中でも気になったのは、明代後期の画家である謝時臣の「四傑四景図」。中国古代の英傑の苦難の時代が描かれていて、各幅に四字題が示されていました。



例えば、こちらは「妻不下機」(さいかふき)。
戦国時代の外交の策士・蘇秦(紀元前317年没)は、はじめ秦の恵王に遊説するが、聞き入れられず、数年ぶりに困窮して帰郷する。沢山の書物を下ろし、ボロボロの着物を着た蘇秦が挨拶をしても、妻は機を下りることなく無視されてしまう屈辱的な場面が描かれています。



発奮した蘇秦は、公題の秘策を読むなど研鎖を積み、ついに各国を説き伏せ、六国の合従に成功したそう。仕事で失敗して、ぼろぼろになりながら帰った自分を無視した妻…。蘇秦が不憫でたまらない。夫の再起を願って、妻が心を鬼にして無視したことを祈るばかりです。


「王孫一飯」

貧しい韓信は、毎日のように川で釣りをして暮らしていた。ある日、洗濯をしていた老女がその様子を見かねて、食べ物を分け与えた。

それからというもの、韓信はしばらくの間、その老女の好意に甘えて食事を得ていたという。

ある日、彼は「いつかこのご恩に必ず報います」と言った。「自分の食い扶持にも困っているくせに、何が恩返しだい。」

その言葉が、ぐさりと韓信の胸に刺さった。

のちに韓信は前漢の高祖、劉邦に仕えて、大将として数々の戦法を立てる。

毎日釣りをしていた男が、国を動かす男になるとは。。何が彼を変えたのだろう。

彼には「股くぐり」や「背水の陣」など多くの逸話が伝わるが、最期は謀略にかかり、非業の死を遂げた。


「背水の陣」は、まさに韓信が編み出した戦法。

貧しき日々、川辺で竿を垂れながら、彼はどんな想いを巡らせていたのだろう。



読書好きとして心を惹かれたのが、




陳紹英の描く「夏景山水図」。

山中で一人静かに読書する幸せを描いた作品。

滝の流れ、木々が風に揺れる音、自然の調べに包まれた岸辺の書斎に、ひとりの文人が座す。

俗世を離れ、静寂と知の愉しみに浸るその姿は、私にとって、まさに憧れの生活そのものラブ

この作品は、1970年の大阪万博にも出品されました。



展覧会ラストには、同じく1970年大阪万博の年に東博東洋館で展示された、曜変天目も。
何度観ても、深遠な輝きに見惚れてしまいます。

ああ、東洋美術って面白い。奥が深い。

「修理後大公開!静嘉堂の重文・国室・未来の国宝」
2025年10月4日(土)~12月21日(日)
前期:10月4日(土)~11月9日(日)
後期:11月11日(火)~12月21日(日)
★前後期でほぼ全作品入替




発売中の「サンデー毎日」の「サンデー俳句王」にて、選者を務めております。

今号の兼題は、「蜜柑」と「伝」。

子供の頃を思い出すような懐かしい蜜柑の句、思わず笑顔になるユニークな句、そして気持ちが溢るる愛おしい区…

たくさん寄せて頂きました。

読むほどに温かい気持ちになれる俳句が並んでいますので、ぜひ誌面で味わっていただけましたら…!






🩰

昨日は、ドラマ「バレエ男子!」に出演してくださった、

プロのバレエダンサーの方々が所属されているバレエ団

「バレエシャンブルウエスト」の公演「白鳥の湖」を観に行きました。

バレエを習っていた10代前半までは、定期的にバレエの公演を観に行っていましたが、バレエを辞めてからは、足が遠のいてしまっていて…

昨日は本当に久しぶりのバレエ鑑賞となりました。

劇場に入った途端聴こえてくる、オーケストラのチューニングの音や、バレエ少女たちの姿を見ていたら、もうそれだけで胸がいっぱいになってしまったほど🥹

開演前からそんな感じだったので、一幕の宮殿の場面から四幕の夜明けの湖畔まで、ほぼ泣きっぱなしでした。

(泣いた理由は色々あるのですが長くなるので割愛します)

🦢

第二幕でオデットを踊られた柴田実樹さんの、儚さと神秘的な美しさに息を呑み、王子とともに心を鷲掴みされました。

小さな頃からドラマチックで大好きだった三幕は、結末を知っていても「何故見抜けなかったー!一晩であんなに雰囲気が変わってるのに!」と王子の愚かさを嘆きながらも、その最高潮の盛り上がりを存分に堪能し、四幕では、オデットの悲しみに寄り添っている白鳥たちの想いまでが静かに伝わってくる、コールドバレエの素晴らしさに、また泣きました。

小さな頃は、オデットと王子がようやく結ばれたことに気持ちがいっていましたが、大人になって観た「白鳥の湖」は、

白鳥にされてもなお、王女の幸せを願い続ける侍女たちの心の清らかさにも、心を打たれたなぁ😢

それはひとえに、コールドバレエのダンサー、一人ひとりの踊りの結晶のようなもので。

本当に、胸を揺さぶられ続けた、素晴らしい「白鳥の湖」でした。ドラマがご縁で、こんな機会に恵まれて。

私は幸せ者です😭

終演後、楽屋に伺い、久しぶりにダンサーの方々とお会いできたのですが、キラキラと輝いていて、そしてみなさん、明るい🔆記念にお写真まで撮って頂きました。

ありがとうございます🥰


バレエシャンブルウエストの次回公演は、

7月26日から8月9日まで、清里高原で野外で上演される

「清里フィールドバレエ」

「シンデレラ」や「ジゼル」のほか、ガラ公演もあります。

また、10月10日、11日には、J:COMホール八王子にて

「ドンキ・ホーテ」

の公演が予定されております。

(興奮覚めやらぬ帰りの電車の中、チラシをしっかりチェックしました。)

詳細は→ @chambreouest 


バレエはやっぱりいいなぁ。

これからも観続けたい。

そして、ドラマ「バレエ男子!」も、絶賛放映中です!

ぜひ〜!




📢

MBSドラマフィル「バレエ男子!」に出演します!


発祥から500年以上もの歴史を持ち、今もなお世界中のファンを魅了する舞台芸術の一つ、「バレエ」。

そんなバレエ界の中で、時にはバレリーナを支え、時には自らも踊る、縁の下の力持ち的存在の“バレエ男子”。

このドラマは、そんなバレエ男子たちの日常を中心に、笑いあり、青春あり、時には涙ありでおくる、まったく新しいバレエ・お仕事・コメディドラマです!

厳しいだけじゃない、こんな一面もあるんだ、楽しそう…!

面白い…!そんな知られざるバレエ男子たちの一面が沢山映し出されています。


私は彼らを指導するバレエ団の先生、牧本良恵役を演じます。

3歳から10年、バレエを習っていた私にとって、

バレエの先生役はとても嬉しく、心が躍りました✨

しばらくバレエから離れてもいたので、

どうしたら、バレエの先生らしく見えるかということを

昔を思い出しながら考えた時に、やっぱりまずは背筋だな、と。バレエダンサーたちは、一目で分かるほど、

背筋が、スッとしていて素敵!

それは日々のレッスンで培われたもの。

お芝居する時だけ背筋を伸ばしても…と思い、

オンラインでバレエのレッスンを再開し、

現場に入るまで毎日踊る日々でした。

踊っていると、バレエ音楽の心地よさや、腕の使い方とか、ステップを踏む感じとか、視線の動かし方とか、全部全部身体が覚えていて。(覚えてはいるけれど、昔のようには踊れませんが!)やっぱり私はバレエが好きなんだなぁと…🥹

幸せな気持ちになりました。

撮影が終わった今も、レッスンは続けています。


そしてこの作品のバレエ監修・指導として、

草刈民代さんが全面協力してくださいました。

幼い頃、バレエの公演を観に行ったとき、

「ロビーに草刈民代さんがいる!」と聞いて、レッスン仲間と走って、草刈さんのお姿を探し、見つけた時の、あの圧倒的なオーラが忘れられません。

「きれい〜!!」と、みんなでキャアキャア言っていた、バレエ少女だった私に教えてあげたい。

現場でも、常に熱く、真剣に、よりよくなるために一心にご指導される姿が、本当に美しく、カッコよくて。

草刈さんの、その姿を通して、「教える」ということの本質を教わったような気がします。


🩰

主人公は誰よりもバレエ好きなバレエダンサーであり、ちょっとナルシストな小林八誠、29歳。そんな八誠を演じるのは戸塚純貴さん。

キャラクテールの名手、ベテランダンサーの守山正信こと通称マモさん役を、大東駿介さんが、

八誠の同期で、プロレスオタクの天才肌のダンサー佐々木真白役を、ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」のリーダー吉澤要人さんが演じます。

この3人のコミカルな掛け合いが息ぴったりで、面白くて…!

現場でも笑いが絶えませんでした。


「バレエのイメージはバレエイコール女子でしょ」

と言う真白くんの台詞があるのですが、

言われてみれば確かに、可憐に踊るバレリーナの姿をまず思い浮かべる人が多いかも🤔

でも全てのバレエ作品に、男性の存在は欠かせません。


5月1日(木)より放送STARTとなります!

(放送する地域によって時期が異なります)

ぜひ、お楽しみ頂けましたら!





#バレエ男子

#ドラマ #MBSドラマフィル