こんにちは!小児作業療法士の小林良です。

 

 

診断書、受給者証がなくても、発達が気になる子が個別セッション・発達相談(訪問・オンライン)が受けられる

 

「発達支援室わお」

 

2022年10月1日に埼玉県・杉戸町にて開業します!

 

今回は、開業するに至った経緯についてお伝えします。

 

 

 

病院で働く小児作業療法士の私が発達支援室を開業する理由

 

 

総合病院に勤務して12年。今まで、発達に困り感のある子たちのリハビリを担当してきました。

 

私が勤めている職場は「小児リハステーション」という役割を担っており、地域とのつながりがある病院でした。(いまはコロナ禍の影響で縮小傾向です。)

 

そのため、幼稚園・保育園訪問、知的の支援学校訪問、保健センターでの発達支援事業などの外部事業を多く経験させてもらいました。

 

 

 

発達が気になる子のお母さん・お父さんたちとお話する中で知ったことは

 

「病院と療育センターだけでは、提供できる療育の形に限界がある」

 

ということです。

 

実際にどんな意見があったかご紹介します。

 

病院にリハビリに通うお父さん・お母さんたちからは

 

「就学後もリハビリに通いたい!」

「頻度を月2回にふやしたい!」

「仕事が休みな土曜日にリハビリを受けたい!」

 

など、病院の規定だと希望に応えるのは難しく、泣く泣く我慢してもらうことがありました。

 

保健センターでの発達支援事業に通うお父さん・お母さんたちからは

 

「療育に通いたいけど、半年から1年待ちなんです…」

「保健センターで子どもの発達を見てもらうのはいいけど、病院に通うのはちょっと…」

 

と、療育が受けられる施設は少なく(特に個別のOTが受けられるところはかなし絞られる)

 

病院での療育は「診断が付けられてしまうのでは」との思いや、敷居の高さがあることを知りました。

 

 

 

『職場(病院)以外で、自分の経験や知識を伝えられる場所があったら、発達が気になる子とその親御さんの困り感を減らすことができるんじゃないか…』

 

と思い、

 

「発達支援室わお」を開設することにしました!!

 

 

・ずっと動き回っていて落ち着きがない

・ことばの発達がゆっくり

・体の動かし方が不器用で運動が苦手

・集団行動が苦手でお友達と遊べない など

 

どんなことでも、気軽に相談してもらえたら嬉しいです。

 

利用をお待ちしています。