地方郵便 | 官葉雑記

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地方郵便

明治13年より15年末迄の公用便制度を地方郵便という。地方郵便は開封、帯封、葉書で差し出す分は信書定税の半額で良い。

 
民から官への地方郵便で、大津の市内になる前の膳所差出しだが料金半額で5厘葉書使用。
 
 
地方郵便に改称前の「地方管内官民往復郵便」
明治12年の使用で葉書料金は半額だが郵便局の無い不便地へは1銭の持込税が必要だった。
 
 
明治16年からは「公用」表示で税済印が押され料金後納郵便となる。
 右の封書は読めないが、差出しは中の便箋に福島県南会津郡役所とある。
 税済印は電報郵便送達にも使用された例があるので後日紹介します。
 
 
 
 
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