航空書簡 AG3・AG4 62円 2羽の雁
AG3は最初の航空書簡AG1が発行されてから僅か3ヶ月後の1949.6.1に外国郵便料金改正があり、1949.7.10に62円新航空書簡として発行されたが、旧様式とほぼ同一であり、料額とAIR LETTERの文字が青色から赤色に変わっただけ。
1950.1月頃にフラップ糊付け部に地紋印刷がない白紙のタイプが出現、これがAG4である。
このAG4は地紋印刷のインクに油気があるため糊付けにムラがあり十分に付着しないものがあった事による改正であり、事前発表や告示もなく発行数も前後のものと比較すると半数以下で未使用、使用済共に入手が難しく評価も高い。
AG4の発行数が少ないのは翌年の3月に印刷方式が平版から凸版に変わったからで、インクを弾く事が無くなり書き良くなったAG5が全国の郵便局で売り出される事になった。
今日の花


