私製往復はがき | 官葉雑記

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私製の往復はがきが認められたのは何時からでしょう?

いずみ切手研究会の会報「泉」に本池 悟氏が「私製往復はがきについて」と題して記事を書いておられ、それによると「私製の往復はがきが認められるのは昭和19年4月1日からで、それ以前のものは第一種扱いとなっている」とあり、大正時代の3銭切手貼りの使用例が掲載されていて、他に認可前の昭和15.12.4消 2銭切手貼り使用例1点が紹介されている。


私も昭和11年1月29日の使用例が一枚あり、返信部は使用されたのか切断されているが、見逃しなのか何の支障もなく引受けられている。


昭和になってからの使用例が複数確認されたという事は往復はがきも私製が認められていた可能性があり、規則が未見なのではないか?


 

聖護院 11.1.29  1銭5厘切手貼 往信部

 
 
 これは推測だがこの葉書は印刷されたものだという点も考慮すると大量に使用されたのではないか?印刷屋さんなら認可の可否を知っていたのではないか?