今日は久し振りに消印の話です。
散歩で春日部方面に行ったとき新岩槻郵便局が見えてきた。
国道から入った田圃の中にあり、ここには徒歩では行けないと思った。
なぜこんな不便な場所にあるのか考えてみたらこの局は取集め専門局で窓口営業や配達はしていないので、すべて車輸送の基地局でした。
一般窓口が無いので貯金、保険は扱わず、ATMや投函ポストもない。
当時は郵便事業株式会社新岩槻支店でした。
岩槻、春日部、越谷、草加等この辺一帯の郵便物を取集めて新岩槻局の消印を押して配達局に逓送していた。
新岩槻局ができたのは平成24年5月ころだったと思うが、当時新岩槻局の郵便印を押してもらうために郵頼したら応じられないと返却されたという話を聞いていたので一計を案じて、新岩槻局局留めにすれば留置印が押されるはずと収友のS氏と相談して実行したのが下記のエンタである。
草加局から新岩槻局留で出した速達と書留
今なら機械印でも丸型印でも有りふれているがこの頃の新岩槻局の印は先ず見ることはない。
新岩槻局が実際に取集め業務を開始するのはいつからだったか忘れたが、春日部局が郵便物の取集めを止め配達だけとなり、和欧文機械印の使用をやめたのが24年8月4日なのでその頃だと思われる。
尚、その頃さいたま市岩槻区で投函した郵便物はさいたま新都心局が消印していた。
ネット検索してみると
新岩槻支店の沿革がわかりました。
平成22年7月1日 春日部市増戸に郵便事業埼玉ターミナル支店として新設。
平成23年3月20日 千葉県野田市に移転。
平成24年5月4日 さいたま市岩槻区長宮に移転し、郵便事業新岩槻支店と改称。
平成24年8月5日 郵便事業さいたま新都心支店より通常郵便物の地域区分事業を移管。
平成24年10月1日 日本郵便株式会社の発足に伴い、新岩槻郵便局となる。