「心電図で引っかかったんやけど」


旦那さんの報告。2年前(2019年)の春、会社の定期検診のことでした。


心配やけど心電図ってよくわからん。携帯で「心電図、検査」とか検索。ふむふむ。


「なんか、危ない波形と大丈夫な波形があるみたいやし、診てもらったら?」


後日


「左心房の電気が流れにくいとこがあるけど、薬は飲まなくていいみたい。よく立ってられるねって言われたけど、ハハハ」


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2年後見直して気づいたんですが、①低電位、②T波異常、③伝導障害(左脚前肢ブロック)という心アミロイドーシス特有の症状がでていました。


低電位というのは心電図で波形の縦幅が小さいことです。


T波異常は心臓の収縮が悪いので収縮時の波形=T波が平ら、または逆転することです。


左脚前肢ブロックは左心房の3つある電気の通り道の一つが通らず、周り道をしているということ。

(難しいので略)


全部、心臓にアミロイドがつくことで起こります。


この時に病気に気づいていればよかったのかも知れません。でもなんの異常も感じていないのに、この病気の治療の大変さを考えたら、あまりにギャップがありすぎる。