今日の記事の前に、日にちを、少し遡らなければならないこと、とても長い記事であることをご了承下さい。



6月15日
友人から、連絡がありました。
知り合いの家に子猫が3匹生まれたらしいから一緒に見に行って欲しいと言われて付いていくことになりました。


着いたら、そこは、飼い猫なの?としか言えないようなところに猫たちがいました。
外猫にご飯、トイレと倉庫軒先を提供してるだけのところみたいでした。


大人猫が確認しただけで5匹。
まだ、他にもいそうです。
そして、まだ生後2週間の子猫が3匹。


こんなところで?

というのが、私の感想です。
風邪ひきさんもいます。鼻水が垂れてます。
近づいても逃げません。
声かけたら、寄ってきます。
なんだか、悲しくなりました。
でも、その家のお宅は飼い猫と言います。


飼い猫なら、なぜ、避妊手術をしないのか。増えて困るというなら、尚更です。
そう言うと、今度しようと思うと言います。
欲しいなら、子猫勝手に連れて帰ってと言われました。
愛情はないんだろうか…。
色んな思いがぐるぐるしました。


友人はグレーの子猫を引き取ると言いました。そして、もう一匹も♂なら引き取る人がいるからと。


でも、今はまだおっぱいが必要な時期です。
友人は離乳するまでお願いすることにしました。確かに母猫から離すのはまだ早い感じです。目もしっかり開いてません。


私は不安でした。こんな状態のところで、ちゃんと見てもらえるのかな。私はただの付添人だから、あまり強く言えなくて、ただ、1匹残されるのは避けたかった。


それで、もし、他に里親さん決まらないなら、そのときは私が預かって里親さん探しますからと申し出ました。


この状況から出してあげたくて。
目やにも出ていたから、ほんとはすぐにでも病院へ連れて行きたかった。
でも、この子たちは、飼い主さんの子猫。


それで、連絡を待って、2週間後、
飼い主さんから、友人に
そろそろだと思いますので、また連絡しますから、いい日をと連絡があったそうです。

やはり1匹決まってないということで、友人に引き取るときに一緒に行くからと伝えました。


その時、あー、ちゃんと連絡してくれた!見てくれてたんだ!と思いました。


それが、間違いでした…。





今週末くらいには行かないとと思っていた一昨日の夜、

友人から電話がありました。

今朝から2匹見当たらない、探してもいない…。って連絡あったんよ。


私は血の気が引いて、なんで!?なんで!

それしか言えず、

友人も、訳が分からず、
確認したら、キツネかカラスだろうと飼い主から言われた。
前にもあったからと。


は?
前にもあったのにまだ外に出してたの?
なんで!そんな無責任な!
里親は決まってたのに!
幸せが決まってた子達なのに!

救えた命なのに!!!
(これは自分に対する腹立たしさでした)

もう、はらわたが煮えくり返る思いでした。友人に怒っても仕方ないのに。


なんで早く行かなかったんだろう…


貰い手のある子猫だから、ちゃんと保護してくれてるなんて甘いことを考えたんだろう。涙がこぼれてこぼれて…。


助かった1匹を今夜そんなところへ置いておけない。朝まで待てない!聞けば、まだあの倉庫の軒先にいるというので、友人のほうが近いからすぐに連れて出してと頼みました。
飼い主さんはどうぞという感じだったそうです。
言ってもどうにもならない。


私は家が少し遠かったのと、クロがいるから、別のケージ、場所の確保を今夜中にしなければと思い、明日朝、迎えに行くから、今晩一晩だけ頼むから預かってとお願いしました。


無事、友人宅へ移動した子猫は元気でした。ほっとしました。


助かった子猫は、里親が決まってた子猫ではない1匹でした。


友人はもしかしたら、近辺にいるかもとキャリーを持って探しに行きました。
でも、どこにも見当たらなかったそうです。
明日、もう一度探してみると言いました。



そして、翌朝早くに、職場へまず行って仕事の段取りをしてから、友人宅へ迎えに行き、会社に連れて帰り、とりあえずご飯をあげてみました。食べてくれました。
大丈夫!きっと大丈夫!



そのまま、病院へ連れて行きました。


ノミがいっぱい。
目やにもいっぱい。


ブロードラインをしてもらい、目薬を1日4回。治らなければ、注射します、とりあえずご飯を食べてね、元気はあるから大丈夫でしょう。

生後1~1ヶ月半。500g。♀。


待合室で色々な方に声かけてもらってニコニコしてるようでした。


大丈夫だよ~。おばちゃん家に行こうね~。

家ではお姉ちゃんが準備をして、待っていてくれていました。お姉ちゃんに子猫を託して、仕事へ戻りました。



クロのことが一番心配、ストレスは大丈夫だろうか。。。一応、クロにもフロントラインをもらって帰り、付けました。


我が家は狭いので、隔離が難しい。
それが一番のネックでしたが、なんとか、使ってないソフトケージをリビングに出して、クロはクロのお部屋と和室、いつもの大好きな人形ケースの上にいける部屋を動けるように、リビングだけ、入らないようにしました。
それが精一杯でした。



机の下から覗いています。
まるで、監視しているようです。


これからどうなるのかな。
不安がいっぱいの中、保護猫ちゃんとクロの同居生活のスタートです…。



今回、保護して、相談する人がいない中、先住猫のケアも分からず、少々パニックになり、ブロ友の白黒猫と黒猫さんに、失礼とは思ったのですが、どうしたらいいのか分からず、いっぱい相談してしまいました。快く相談に乗ってくださり、励ましてくださり、嬉しかったです。
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!


私は甘いのかもしれません。
経験も乏しく、我が家は保護猫が生活するスペースもないような状況です。
でも、あのまま置いておいたら、この子は朝を迎えられないかもしれない。
翌朝、いなくなってたらと思ったら居ても立ってもいられませんでした。


飼い主さんは守ってくれないだろう…、翌朝、辛い報告なんて聞きたくなかったから、何も考えぬまま、また、クロとシロのときのように娘たちに、背中をドン!と押されて連れて来てしまった。


でも、後悔はしてません。
こんなにかわいい小さな命を繋げることが出来るなら、行方が分からない兄妹のためにも、頑張って生きようね!!!



今回の子猫たちには何人もの友人が関わっています。今日になって、その友人たちが皆、里親にと手を上げてきました。
元々、里親になるつもりだった人たちだからでしょう。



子猫は1匹です。


もし、誰ともマッチングが上手くいかないときは、我が家へという選択肢もあります。絶対幸せになろうね!
おばちゃんが責任持って幸せにするからね!











正直なところ、我が家に迎え入れたいです。
でも、うちは賃貸物件、2匹めとなると、まず、オーナーさん、管理会社と契約条件について、話し合わなければなりません。

そして、我が家の姫、クロ。

クロちゃんが、もうすでにいつものクロではありません。私や二女に威嚇します。
お姉ちゃんだけは、クロから離れず傍にいてやってるので、お姉ちゃんに全幅の信頼を置いている感じです。私はまだ大丈夫なほうですが、二女は子猫担当なので、二女には威嚇しまくってます。

子猫には時々近づきすぎると、シャーが出ますが手は出しません。
隔離していても、気になるのか、今日は時々見に来ます。
ストレスはかなり感じているようです。
ほぼ、引きこもりです。
そして、ストレスからか、カーテンレールに身体を擦り付けたりしています。
時間をかけて慣れてくれればいいのですが、今はまだ難しい状況です。
おうちの中ではクロを最優先にして、とにかくクロちゃんクロちゃんと声かけしています。

今、話が出てる人たちは一軒家で、先住猫もいないそうなので、縁があるなら、結びつくのかなと思っています。


娘たちが、あおちゃん(仮名)と名付けました。

我が家は色シリーズなんだそうです。


これから、ゆっくりあおちゃんの幸せを考えていきたいと思っています。
どのような決断になるかはまだ分かりませんが、あおちゃんの未来への幸せの橋渡しだと思い、決断したいと思います。



このブログを読んで下さっている皆様にあおちゃんを見守って頂けたら、大変心強く、励みになります。


どうぞよろしくお願い申し上げます。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。。。