土曜から両親が旅行に行ってるため、実家にお留守番に来ております。
実家への道すがら、鹿が道の真ん中にいて、めっちゃびっくりしましたが、そんな田舎です。


実家に到着後、両親が飼っているラブラドールのアイちゃんが具合が悪そうに横になってました。祖母が言うには急に体調が悪そうになったとのこと。
お昼には夕方には散歩もゆっくりですが行けてたそうです。


アイちゃんは高齢で14歳。大型犬では長寿だそうです。
足とお腹に腫瘍が何年も前からあって、高齢のため、手術はできません。

でも、いつも元気で、ついこの前も私の車の音を聞いただけで、尻尾を振ってワンワン言いながら出て来てくれました。


それなのに、この急変にびっくりして慌てました。両親も不在で私が着いたのも土曜の夜。祖母ひとりで不安だったと思います。


とりあえず、出来ることをしようと、ご飯が食べれなくなっているので、食べやすいものをすぐに遠くのイオンまで買いに行きました。



その合間に、友人の息子さんがバイクで事故ったと連絡が入り、買い物帰りに急きょ友人宅へ、重傷でしたが命に別状ないとのことで少し友人と話して帰りました。



実家に戻り、アイちゃんは水も自力では飲むことが出来ず、二女と交代で手から飲ませました。
買ってきたご飯も一袋手から食べてくれました。食べてくれて少しホッとしました。


二女が大好きなアイちゃんは二女の傍で安心しているようでした。


アイちゃんはガレージの中にある大きなケージにいつもいます。
とりあえずそこの前に布団を敷いて寝かせ、震えるアイちゃんを掛け布団で包みました。



なんとか、朝を迎えて、日曜なので病院も行けず、ましてや、40キロ越えてるアイちゃんを抱えるのは無理でした。
ほんとはおうちに移動させたかったのですが、簡易タンカを作って乗せてみたものの私と二女ではびくともしません。


とりあえずいつもの場所のほうが安心するだろうとガレージで様子を見ることにしました。

日曜は私は友人のお見舞いに行く予定にしてたので、アイちゃんのことは駆けつけた弟と二女に任せて出掛けました。


逐一、連絡は入り、実家に戻ると、ご飯も食べて元気になったよと電話で聞いてたのに、アイちゃんを見に行ったら、舌が出て横たわっていたので、まさかと思って声をかけたら、ゆっくりとこっちを見ました。

良かった!まだ大丈夫!
おじいちゃん、おばあちゃん帰るまで頑張るんで、アイちゃん!!

目を動かして答えてくれてるようでした。

昨日の夜は二女が夜中まで傍でさすりながらついてました。
お水は手からでないともう飲めません。


今朝、5時に私が行くと、顔を上げれなかったアイちゃんが顔を上げて私を見て、尻尾を振ってくれたので、
少し覚悟をしてたけど、まだアイちゃんは頑張りたいんだと思いました。


お水を飲んで、さすってやると目を細めて、昨日の荒い息が少し楽になってました。


診察時間を待って病院に、電話して往診を依頼しました。
午後から来てもらえることになりました。

重くて動かすこともできないし、車で30分もアイちゃんには耐えれません。

往診に来てくださると言ってもらえてホッとしました。

今は弟のお嫁さんと二女(今日治癒証明もらいます。今日までお休み。なぜか出席停止が役に立った)が見てくれています。


私は午後から往診に来られる先生を迎えに仕事を抜けて行ってきます。


もう高齢で病気もあるアイちゃん。
覚悟はみんな出来ています。
祖母は昨日からアイが死んだら私も迎えがくるんじゃと言いながらアイに話してます。縁起でもないこと言わんで!と言っても祖母の気持ちも分かります。
気落ちしないでほしいと思います。

でも、最後のときまで出来ることはやってあげたいと思います。
大切な家族ですから少しでも穏やかにいられるように見守ってあげたいです。
持ち直すことを願って。。。

往診をしていただき、腫瘍も影響はもちろんしているけど、やはり老衰で下半身に麻痺が来はじめているとのことでした。それと、もうあまり長くはいられないかもしれません。この先、看病に加えて介護も必要ということで、両親も仕事で昼間は不在、どうするかと話していたところ、弟のお嫁さんがうちでお世話します。今夜連れて帰って点滴や投薬、流動食、排泄等、おじいちゃんおばあちゃんでは無理だから、家にいることが多い私なら大丈夫ですと言ってくれました。
涙が出ました。。。子供がまだ小さい子もいるのに頭が下がる思いがしました。実家の近くに家を建てているから、都合もいいし、私も心配だからって。それにみんな見にこれるでしょって。
ありがたいですね。アイちゃん、こんなに愛されて。安心していいよ。大丈夫だからね。





今日の夜遅く、両親が帰るまで傍にいようと思います。
頑張ろうね、アイちゃん!!




クロちゃんも応援しててねお願い