静かな悲しみや、静かなあきらめほど、深くて苦しくて、どうしようもない悲しみはない、と思うけどどうかしら。
でも、そんな時、たったひとりでも、それをわかってくれて、静かに明日の勇気を少しずつでも分けてくれる人がいたら、どんなにしあわせだろう。
「空にいちばん近い悲しみ」 安井かずみ