久々に喫茶店のこと・・・
随分ご無沙汰してしまっている人に
手紙を書こうと思い(私は喫茶店で手紙を書くことが好き)
いつもの喫茶店に行こうとしたが
定休日だったことを思い出した
残念だなと思いつつ歩いていると
商店街の中に、すごく古そうな喫茶店を発見した
小さいドアをギイッと開けると
髪をおだんごに結った
小さいかわいらしいおばあさんがひとりで切り盛りしていた
2階へ通されたので、急な階段を登ると
そこは、時が止まったような場所だった
客はおじいさんが奥の席にひとりポツン
こういう時に忘れられてしまったかのような
喫茶店を見つけると
とても、とっても嬉しい
なんだか、ひっそりと待っていてくれたのかなという気持ちになる
「カルーアコーヒー」というのを飲んだ
すごく甘くて、ホッとする味
そこで手紙を書き終えレジに行くと
おばあさんが「今年でお店50年なんですよ、これどうぞ・・・」
と記念品らしいボールペンをくれた
良い一日だった
ひっそりと・・・