足利市
のこぎり屋根改修工事を行いました。
屋根の南面は緩やかな勾配で
セメント瓦が使われています。
部分的に雨漏れをしてしまってます。
北面は急な勾配で
明かり取りの為のガラスが設置されてます。
古いセメント瓦を撤去し、
下地を作り直し、板金屋根(横葺き)に仕上げました。
屋根も軽くなり、骨組みに掛かる荷重も軽減され、建物全体に良い効果のある改修工事となりました。
北面の明かり取りのガラスも取外し
新しい天窓を設置しました。
VELUX製
電動で開閉するタイプを選びましたので、中の空気も入れ替え出来、雨仕舞いも良いので、雨漏れの心配も無くなりました。
足利は以前は繊維・織物で栄えまして
その工場の多くはのこぎり屋根が多かったそうです。
糸や製品に強い太陽光が当たるのを防ぐ為に、一年中優しい一定の明るさの北側採光を取り入れたそうです。
屋根ののこぎりの形は、中で大きな音がする織機の音を軽減する効果があるとも言われます。
私は隣の桐生の高校に通ってましたので、桐生の町でものこぎり屋根を見掛けました。
しかし、最近では建物の老朽化もあり
残っているのこぎり屋根は少なくなってきています。
昔の人の知恵が詰まったのこぎり屋根
少しでも多く残していきたいな、っと思いました。
設計企画・直接施工で
一棟一棟大切に責任を持って造ります
こだわりの空間造りをお手伝い
KOBA建設㍿ 小林幸一
足利市富士見町50
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