日本では、なんだか奇抜でウケ狙いのプロモーションが目を引いてきた最新ディザスター映画「ジオストーム」のサントラの件。

音楽はこれまたジマー配下のローン・バルフ。
近年、しばらくはジマーのコバンザメ的に活動してきたが、ここ数年でやっと自立。
同じジマー配下の作曲家の中では才能が光る感じはなく、なんとなくな印象しか残らない音楽を量産してきていますが、今回はテーマ曲に関してはなかなか頑張った感じの出来。
そこで長3度上がるのか!?というメインのモチーフ。この音の運びが作品を極めて印象的なものにしていると思う。

テーマ以外は良くも悪くもジマーの劣化コピーな印象は拭えない。もしジマーだったら、もっとうるさいくらい音を埋めてくるよなぁきっと。

サントラは、海外では配信と、一部CD-Rのみのリリースであったが、日本盤はしっかりプレス盤なのが嬉しい。

そして今回のオケはハリウッドなわけだが、ホルンがすごい!なんと…


ベイン氏をはじめ合計24名!
曲的にはホルンはユニゾンが多い気がするが、恐らく8人~10人が1つのセッションに参加、追加なども含めるとこんな感じになったのかと。
しかしながらデトロイトのエヴァーソン氏は不在。
最近はベイン氏とディラン氏で首席を分け合う形が増えているように感じるハリウッドスタジオシンフォニー。

あ、映画は今日からスタート。