弾丸帰国で小倉非日常旅。 | さとらぎカフェ

弾丸帰国で小倉非日常旅。

こんにちは、コバシです。

もう6月も後半、気付けば2023年も半年過ぎようとしていますね…。

 

こちらシンガポールは妙に日差しがきつかったり

はたまた突然雨が降り出して、

という大波ぶりの天気が続きます…。

日本は梅雨入り?もう梅雨明け?早いですよね~。

 

コバシはタイトルの通り、弾丸帰国していました。

今回は福岡へ。キャセイパシフィック航空で香港経由で

福岡に向かいました。

 

今回のテーマは非日常。

航空券も奮発してビジネスで取りまして、

乗り継ぎの合間に香港も市内まで行ったりと

ありましたが、それは次回に。

 

今回は博多から小倉まで新幹線で行きまして、

小倉でフレンチなぞを食べて、小倉で泊まると言う、

ちょっと非日常な旅に行ってきました。

一応、気付いているかと思いますが独身コバシ。

身は軽いのであります…てへっ。

 

福岡空港国際線ターミナルに着きまして。

すぐ地下鉄に乗って博多まで…と思ったら、

国内線ターミナルへの連絡バスに乗る必要があるんですね、

横にちらっと博多行きのバスが見えたのですが…。

それにすれば良かったですね、連絡バスがとんでもなく大回りして

その間に博多駅に着けたのではないかと思いました。

 

博多~小倉は新幹線で移動しました。

土産物屋さんの通りに鈴懸がありましたので、

和菓子を一通り買って車内で食べました(早速・笑)

小さいどら焼きが好きなのですが、これってどら焼きじゃなくて

○餅って書いてえんもちって読むんですね。

どら焼きの皮に相当する部分がもちっとしています。

日本に帰って来たわ~って感じがします、緑茶と。

宿泊は、リーガロイヤル小倉にしました!

上階にはラウンジ的に使えるライブラリーがあって

ここで好きにコーヒーやソフトドリンクが飲めます。

景色も、27階からの景色で、北九州の製鉄所の工場が見えたり、

これは部屋からの景色だったか、北九州市街を見ることができて

落ち着く場所でした。

 

そして今回のメインイベントは!

シンガポールから予約して行ったフレンチレストランへ。

ランチじゃなくてディナーですよ、ディナー。

店の担当の方と話をして、おまかせのメニューで、

しかも和を感じられる食材でとお願いしてみました。

 

ホテルから少し距離はありましたが散歩的がてら

歩いて行きました。

入り口は、少しうす暗くなっていて、おそらく予約で満席、

飛び入りのお客さんは受けられないと言うことでしょう。

ミシェラン君が小さく立っていました。

案内された部屋には、かなりの数のナイフ&フォークが。

今日の料理たちの数の多さを物語っています!

気持ちが高ぶってきます!

小さな花が飾られていました。写真で見えにくいですが、

紫の霞がかかったように見える花が印象的で、

名前を聞いたところ、教えていただいたのですが忘れてしまいました。

僕たちを担当してくれた方は何でもよく知っていて、

つい色々聞いてしまいました…。

部屋の壁に飾られた額縁には、お店の名前の由来となる

ワインで有名な地域のラベルが飾られていました。

(確かそう記憶しています、間違っていたらすみません)

まず始めに出たのが、小さい料理たち。

シュー皮に入ったもの、植木鉢を模したタルトなど、

中に入っていたものは説明を受けながら忘れてしまいましたが…。

こんな小さな料理にも手が込んでいて既にこれで満足しました。

グリーンピースのムースで、下に何か入っていて、

プレッツエルな棒で混ぜていただく…素材の味が濃厚に

伝わってきます。

はまぐり。これもソースがハマグリの味をまとっていて

中のハマグリの身と相まってハマグリを5個くらい食べたような

気分になりました。ハマグリ以上にハマグリでした。

ホワイトアスパラの一品。黄色い粉はからすみだそうで…

アスパラはフランスの、からすみは日本の、で和と洋の融合。

アスパラをしっかり味わえました。

クルマエビのあぶり。奥の野菜の刻んだものもおいしくて

濃厚な海老にさっぱりした爽やかさを与えています。

来れには後で頭の部分を焼いたものが出て来て…これまた

美味しかったです。

 

これらがアミューズらしく、まだまだ序盤で…、

ここで出された自家製パンも適度な温度で出て来て、割ると

小麦の香りがして、おいしいと言うより、もう快感です。

玄海産ヤリイカにキャビア。イカスミの焼きチーズを乗せて…。

イカですが味はフレンチですね…キャビアとイカが合います。

萩産アマダイのソテー。添えられている野菜と合わせて食べました。

皮がパリッと身はしっかりと…量もこのくらいがちょうど良かったです。

実はワインが苦手なのですが、これから来る料理に合う

白ワインをお願いしていて、おいしくいただきました。

そしてこれ!アワビなのですが、今までにない柔らかさ。

もちろん歯に当たる弾力があるのですが、しつこく歯に訴えない。

これまた結構手が込んでいるのだろうなと、素人な僕も思いました…。

ナッツのソースもおいしかったですね。アワビは壱岐の物だそうです。

ここで、お口直しのシャーベットが…すでにこれがデザートで

良い位の料理の数でしたが…この後にメインが控えています。

メインはこれ!大体牛肉とかになりがちですが、今回は違うものを

食べてみたいと話したら、仔羊はいかがでしょうか、ということで

そうしていただきました。赤身が楽しめる柔らかめの焼き加減で、

ソースも味わい深く…肉のみならず、野菜にもつけながら

おそらく時間をかけて作られたソースを堪能しました。

そら豆のソルベと言うことで、こんなかわいい器に入って出て来ました。

ここのお料理は料理の盛りつけもさることながら器も素晴らしいです。

どうやって探してくるんでしょうね…。

普段からアンテナを張ってないと出会えませんね。

ソルベとは言いながら甘いものではなく、

オリーブオイルのかかった塩味系のソルベでした…デザートはおあずけ。

 

そして…デザートは、

鮮やかな色の涼しげなガラスプレートで出て来ました。

アーモンドのプチケーキ、アイスクリームとダークチェリーのソース添え。

パンも2度ほどお代わりしたので、

デザートとしてはこのくらいの量が適量だったのかもしれません。

食後に紅茶を頼んだのですが、サイフォンのような器にて

サーブしていただきました。

下のポットには上向きの取っ手が付いていて、

上に入っているお茶がラムネのビー玉のように線をされているのですが

取っ手に着いたマグネットで動いて下のポットに流れると言う仕組み。

中国の物だそうで、欲しいな~って思いました。

お茶菓子と一緒に食後の余韻に浸っていました…。

 

料理もさることながら、提供されるスタッフの方の知識の豊富なこと!

何を聞いても返事があると言うのは、素晴らしいことだなと思いました。

料理は文化も伴っているし、レストランに関わる装飾や花など、

色々知識を携えてお客さんに臨んでいらっしゃるのだと感心しました。

 

さとらぎカフェらしからぬ、言葉が少しお上品になってしまいましたが…、

このためだけに帰国しても価値がある!と思える経験でした。

またお邪魔したいと思います…。

 

食べ物の写真が多い回でしたが、皆様にこの幸せが伝われば…。

フランス料理屋さんはなかなか行けないけど、良い体験になりますね。

あれ…過去の記事を見たら割と行っていますね、もう10年以上書いてますしね(笑)

 

では、残りの日曜日も良い時間を過ごせますように…!

 

コバシっ!

 

(サンテミリオン@堺町・小倉北区・北九州市 にて)