藤縁起 | コバちゃんのブログ

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藤の時期も終わり
来年に向けて
全ての藤の芽を
切り落としました

最近片付けをして
藤縁起と記述のある書物を発見
昔に曽祖父が書いたであろうものだ

その昔藤は複数本あったとある
そう言えば、
祖父に境内には白藤もあった話を
聞いたことがあった

昔の藤の時期はどれほど素晴らしい
ながめだったのだろうか

紫色と白色の藤が
風に揺れる様子に思いを馳せる
沢山の人が集まり
藤まつりの旗を振る
幼子の姿や人々の声が聞こえてくるようだ

縁起には、大東亜戦争の時、
戦死者が多く出た村民の悲しみと
敵機から村民を守るため
藤の木は根元から切り落とされたとある

藤には何の罪もないのに、
ただきれいに咲くからと、
荒んだ戦時中の村民の声となった
そして、
村民のために
断腸の思いで一本だけ残し切り落とし
残った一本の藤も小さく切られたとあった

小さな藤棚となり、
檀信徒以外は
知る人もなくなってしまった

数年後藤の下は、
小さな私の遊び場であり、
癒しの場となっていた

仲間を根っこから切り落とされ、
自分も小さく切られた藤

なのに

藤の花は何年も何年も咲き続けた

何一つ文句を言わず
誰を恨むこともなく
生き続けてくれた

そして、
毎年5月には
必ずきれいな藤の花を咲かせる

今年は本当に
見事な長尺藤だった
コロナ感染拡大予防で、
世の中は自粛で大変だった
そんな時でも見事に咲いた

藤は私に

今を生きること

どんな時も
与えられた場所で
一生懸命生きること

ただそれだけでいい

今は必ず未来に繋がる

そう教えてくれた

焦ることなどないんだ

今、
私のできることをやればいい
今を淡々と生きよう

未来の私は
きっと、
今年の藤のように輝いている!