最強戦結果。テンパイとらず? | こばごうのコレ切ってアレ食って

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小林剛による天鳳名人戦自戦記など

少し遅れたけど最強戦2016の結果を。

 

 

まけました。。。

 

まあ自分らしく打てたと思うけど、

微妙だったのが南2局と南3局のポンテン判断。

南2局。

南3局。

ともにドラはなし。5巡目に打牌したところ。

南2局の両面、南3局のカンチャンとも、場況を見る限り

悪くはない。

私の判断は、南2局はポン、南3局は見送りだった。

南2局のほうは沢崎さんの親を落とし、1局進めるためのポン。

南3局は、すでに1人が苦しい点数で多少ゆっくりできるので

オーラスを楽に戦うための見送りだ。

 

結果は南2局は1000点のアガリ、

南3局は、すぐにカンを引いてリーチをかけるも

近藤千雄の追っかけリーチに放銃。

そのまま敗退となった。

 

素直に両方ポンすべきだったのか、それとも

両局とも見送りでもよかったのか、

今考えてもわからないなあ。

 

優勝は、この卓で勝ち上がった近藤千雄。

天鳳十段で攻撃的なことで有名だが、その攻め方は

棒攻めではなく、強い意志の込められたものだった。

南1局。

どうしても落とせない最後の親番。鳴いている2メンツは役牌。

つまりドラを切れば親マンのテンパイだが、

ここで選んだのは2枚切れののトイツ落とし。

決勝南2局。

鳴いている2メンツは、ダブ南とドラのポン。

親からリーチがかかっていて一刻の猶予もない状況。

だが、この手牌で、親からツモ切られたを見送った。

 

この切迫した状況で、待ちは苦しいとはいえマンガンの

テンパイを見送ったのである。

結果は2局ともすぐに十分形のテンパイを入れてツモアガリ。

 

さらに南3局では競っている多井の一人ノーテンを確信して

500オールをアガらずに、多井から1000オールをもぎ取る。

 

そのおかげでオーラスは7100点差となり

トップめの多井を前に出させ、

ドラをポンしてアガり切った。

大きなタイトルの決勝でこの判断。

自分にはできるかなあ。

 

ニコ生のタイムシフトは日曜まで。

決勝だけでなく予選も各卓面白かったけど

特に目を引いたのはB卓の角谷ヨウスケ。

見事な手順・仕掛け・押し引きをゼヒ見てください!