第12期ミューリーグ4節 長考 | こばごうのコレ切ってアレ食って

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小林剛による天鳳名人戦自戦記など

東2局の親番
一索西四索四萬白七萬   ドラ六萬

大長考して七萬を切ってテンパイしたところである。

手牌はどんなものだろうか。
次巡は一筒をツモ切り。




そして八筒にロン。


一筒一筒一筒二筒三筒四筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒九筒
24000の申告に固まる三者(゜Д゜)。。


ちなみに配牌はコレ。

七萬一筒一筒三筒四筒五筒六筒六筒七筒八筒一索四索西白

ほぼ無駄ヅモなしのテンパイ。長考したのは、恥ずかしながら

待ちと点数、そしてリーチをかけるかを考えていたからなのだ。

待ちは六筒九筒五筒八筒。 その見つけ方は、

一筒を暗刻と見れば六筒九筒待ち。アタマと見れば五筒八筒待ち。

落ち着いて考えればすぐわかるんだけどな~


六筒九筒 でアガればチンイツのみで、出てもツモってもハネ満。

五筒八筒 でアガればピンフ・イッツーもついて、出てもツモっても倍満


リーチをかけると、出アガリは変わらないが、ツモアガリの点数が

六筒九筒 6000オール⇒8000オールに

五筒八筒 8000オール⇒12000オールになる。


出アガリが減るのがもったいないので、普通はダマテンなのだが、

テンパイ料のないこのルールでは、もう数巡経過して、押している

気配が伝わってしまえばどうせ出アガリは期待できない。

それならば、確実に終盤までツモらせてもらうための

足止めリーチもアリなのだ。


結局迷ってダマテンにしたのだが(笑)



ところで。

大長考して、手牌と関係ないマンズを切り、ピンズで当たることに

違和感がある人も多いだろうが、このようなケースもあるので

あまり深読みしないほうがいい。

メンチンに慣れているはずの私ですらこのザマなのだから、

よくわからない長考などいくらでもあるのだ。


今節の結果は+15.5。

まだ決定戦3人より降級の3人のほうが近いが、

残り3節で30ずつくらい勝てばまだ十分上は見える。


第12期 ミューリーグ 4節終了時

明村  諭 +98.0

木村 和幸 +91.8

三原 孝博 +83.2


清水 英二 +56.8

小林  剛 △34.1


山本 裕司 △67.8

高見沢治幸 △74.4

須藤  浩 △156.5


次節は7/28(月)

今期は残り全節生放送されますよ!

http://live.nicovideo.jp/watch/lv184943326