第4節 崩壊 | こばごうのコレ切ってアレ食って

こばごうのコレ切ってアレ食って

小林剛による天鳳名人戦自戦記など

今回はヒドかった!

原因はわからないが、人様に見せられるような内容ではなく

自分のあまりのひどさに愕然としながら打っていたものである。

まるで酔っぱらって左手で打っていたかのよう。

ブログの更新が遅れたのはそのためであるが、今回は趣向を変えて

「こう打つと負けるよっ」

というのを紹介していこうと思う。


1回戦南1局、上位3人で競っている状況でこばごうのコレ切ってアレ食って をポンしたところ。

さてここで何を切るか。ドラはこばごうのコレ切ってアレ食って である。

こばごうのコレ切ってアレ食って

普通はこばごうのコレ切ってアレ食って を切ることろだが、場況を見るとみんながピンズ、

特にこばごうのコレ切ってアレ食って は必要なさそうで、上家のASAPINがつかめばすぐに

切ってくれそうだ。

それならば、ピンズの123はひとメンツと計算できるので、そこには触れられない。
ドラがこばごうのコレ切ってアレ食って であることを考えればこばごうのコレ切ってアレ食って を切るのが正解だろう。


結果は。



こばごうのコレ切ってアレ食って

あれ(゜Д゜)??

なぜか河にはこばごうのコレ切ってアレ食って が!そしてこばごうのコレ切ってアレ食って を切られて声をかけられず、

テンパイ逃し!


その後2軒リーチに挟まれて終了。。。

まあこのこばごうのコレ切ってアレ食って を捕まえられなかったらそうなるだろうな。



局は進んで南2局。

対面の福地の仕掛けに対して

こばごうのコレ切ってアレ食って を切ったところだが、この一打はどうか。
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トップめとやや離れた2着め。

自分の手は愚形でほぼ安手なので、強引に前に出る状況ではない。

1フーロの福地がテンパイしているようにも見えない。

そうなれば、ここでの安全牌こばごうのコレ切ってアレ食って 切りはない。

全員を楽にさせるこばごうのコレ切ってアレ食って も切らないほうがいいが、

その2つ以外だったら何を切ってもいいだろう。
まあ無理せず高くなった場合だけ前に出られるようにこばごうのコレ切ってアレ食って 切りか。



結果は以下の通り。
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次巡からあわててこばごうのコレ切ってアレ食って のトイツ落としを始めたものの、

危険牌処理が間に合わず、2枚目のこばごうのコレ切ってアレ食って で放銃となった。

一枚の安全牌が残っていればまったく別の展開になっていた。




他にもいろいろあったのだが、キリがないので省略(笑)




最後にひとつ。

絶好の配牌に第一ツモで両面ができ、さらに良くなったところ。
さあどうするか。
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1巡目で、両面待ちと3面待ちが残ったイーシャンテン。

明らかに自分の手の進行が一番早いので、普通ならカンの一手だ。



だが、この状況では不正解。

2着目の親と2万点差、この局さえ無事に流せばトップがほぼ確定する

状況なのだ。

ここはおとなしくこばごうのコレ切ってアレ食ってこばごうのコレ切ってアレ食って を切っておくべき。

場合によってはこばごうのコレ切ってアレ食って をもう一枚切ってピンフにする可能性もあるのだ。

カンするにしても、テンパイしてリーチをかける直前だけだろう。




ところが、大混乱中の私はなぜかカン(゜Д゜)!?

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やる気まんまんである(笑)


結果は10巡目にようやくリーチをかけたものの、親に押し返されて流局。


その後も2回の放銃をしたものの、かろうじてトップだった。



さて、こんなひどいマージャンを打った結果は・・・




第二期天鳳名人戦 4節終了時


1   242.0  15.13  16  4/ 5/ 6/ 1 2.25 Ⓟ小林剛
2   142.0   8.88  16  3/ 5/ 6/ 2 2.44 coa
3   101.0   6.31  16  5/ 5/ 2/ 4 2.31 Ⓢ福地誠
4    96.0   6.00  16  6/ 3/ 3/ 4 2.31 Ⓟ鈴木たろう
5    -8.0  -0.50  16  3/ 6/ 3/ 4 2.50 Ⓟ石橋伸洋
6  -113.0  -7.06  16  4/ 3/ 4/ 5 2.63 (≧▽≦)
7  -128.0  -8.00  16  3/ 4/ 4/ 5 2.69 ASAPIN
8  -332.0 -20.75  16  4/ 1/ 4/ 7 2.88 Ⓟ多井隆晴


あれ・・・?なぜかダントツに(゜Д゜)?

どうやら別卓の鈴木たろうが200ポイント負けた模様♪



そしてついに、ラス率の低い順に上から並んでしまった。

それぞれの獲得順位数を見比べるとなかなか興味深い。


この恐ろしいルールの第二期天鳳名人戦。まだまだ半分である。