BS放送で、『北の国から』がやっていたのを知らなかった
9話をやっていて、途中からだったが、食い入るように見てしまった
9話は、離れていた母親が東京から子供達に逢いに来る回。
五郎は、子供達と逢うのを許さず、今は遠くから見るだけにしてくれと頼む。
子供達に気付かれないように緊張する大人達。そして、薄々感じている子供達。
母親が帰った後、大人達が揉めている所にいつの間にか帰って来ていた子供達。そこで、全てばれてしまう。
その時の純と蛍の表情が忘れられない!
当時は自分も子供だったので、淋しい気持ちで見た記憶があったが、今回は子供に見られている、大人側の視点になっていた。
罪悪感、その瞳に言い訳なんて出来ない。
でも、その夕食に純と蛍は五郎のためにその話に触れず、お茶らける…
『北の国から』は勿論大人のドラマ!
子供達の視点から大人達を見ている話だと思っていた。当時自分も、『北の国から』の大人の世界が恐く映って見えていた。
しかし今回改めて観ると、“大人”と“子供”の差がなく見えた。
どっちが大人でどっちが子供?
大人が子供を守っているのか?子供が大人を護っているのか?
大人子供ではなく、極寒の世界の中の“人間の温か~いドラマ”なんですよね、本当
あの中に渦巻く空気!
見ている側にも伝わってくるあの空気!
じっくり時間をかけて創りあげられた素敵な空間
ああいう空間の中に立ち、全身で感じたいですな!!
がんばんべ~