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プロフェッショナル考。(スタッフ)

小林鷹之ブログを御覧の皆様、こんばんは。
事務所スタッフのSです。


今日は菅内閣が発足して、ちょうど一年だそうですね。
あまり在任期間にも興味が向かない為、報道で知りました。


昨晩はサッカーの日本代表戦を観戦された方も多かったのではないでしょうか。
結果は残念ながら引き分けに終わりましたが、W杯以来の熱戦を見せてくれましたね。


プロフェッショナルという職業は、ハイレベルなプレーはもちろん、周りの人間へと夢を与える仕事だとつくづく思います。


私は小学校の頃は野球とマラソン、中高大では陸上競技をやっていました。
スポーツはプレーも観戦も大好きです。何でもしますし、何でも観ます。
ちなみにスポーツにおいては、綺麗事より愚直に泥臭い方が好きです。


野球界のスーパースター、ミスターこと長嶋茂雄と、世界のホームラン王・王貞治の二人。


長嶋茂雄という野球選手は、常に見せる野球を貫いた選手だと思います。
自分が期待されていることにいかに応えるか、いかに見せる(魅せる)か、観客を喜ばすことを大事にしていた選手であったと思います。
王さんは現役時代、子供からのサインを断ったことが無かったそうです。
王少年が小学校5年時に後楽園球場でのプロ野球観戦にて、他の選手が誰もサインをしてくれない中、故・与那嶺要選手にサインを貰ったことが、子供にサインを断らないという王さんの方針に大きく影響している様です。


二人ともプレーはもちろんのこと、後世へと大きな夢を与えた、本当のプロフェッショナルであったのではないかと思っています。
私が生まれる前に既に引退されていた二人。
阪神ファンな私でも、ON時代をリアルタイムで見てみたかった、と淡い願望を抱いたりします。


よくスポーツ選手などのインタビューで、『自分(達)のプレーをすれば、結果は付いて来る』とのコメントを耳にしますが、私はこの言葉はあまり好きではありません。
一競技者だった人間として、大舞台で自分のプレーをすることは、大変難しいことであり重要なことだと思います。
しかしプロフェッショナルであろうとアマチュアであろうと、スポーツは対戦相手がいる以上、常に競争です。
容赦の無い下剋上の世界で、自分の実力以上の選手と戦うとしたら、この言葉は既に負けを認めてしまったかの様に感じるのです。
勝敗では無く、自分のプレーに拘った結果を受け入れられるのであれば良いですが、そうでないなら自分のプレーだけで得られるものは、限られてくると思います。
実力以上は出ないからと割り切るのではなく、いかに貪欲に自分の限界を突破できるか、本気のスポーツってそういうものじゃないかなと、おこがましながら思いました。


サッカーの長友選手(現インテル)は、世界一のサイドバックを目指すと公言しています。
彼のプレーにはその夢を現実にしようという気迫と強い意思を感じます。決して恵まれているとは言えない体格で、世界の大舞台で活躍する姿は観ている人間にも多くの夢を与えていますね。


日本の首席宰相も、世界一のサイドバックならぬ、世界一のサンドバックにならない様に願いたいものです。


~Nagatomo did rise to stardom.
 He's cried so many times, no one realised.That's why,Now he gets to this place.~