神輿 ~検見川神社祭り最終日~ | 小林鷹之 オフィシャルブログ Powered by Ameba

神輿 ~検見川神社祭り最終日~


こんばんは。
こばやし鷹之です。


夏ばてしてませんか?
HOT(暑さ)にはHOT(辛さ)で対抗しようと、坦々刀削麺を食べてみました。
汗は噴き出しますが、元気が出ました!


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(食べかけです)


さて、今日も色々とありましたが、何といっても検見川神社のお祭りです。
一昨日から始まったこの祭り。
今日が最終日でした。

夕方6時から神輿が町の中を周っていくのですが、これがめちゃめちゃ熱かった。
これまでお祭りは楽しいものだと思い込んでいましたが、こんなにも熱いものなんだと。
私は千葉県で生まれ、育ちましたから、検見川の祭りは聞いたことがありましたが、
まさに聞きしに勝る迫力と熱気に驚きました。
ホント感動しました!


神輿の周りの8本の木をそれぞれ3~4人、つまり、一つの神輿を約25人もの男性たちで担ぎます。
それでも、一人ひとりの顔が時折苦痛に歪むのを見ると、ほんとに重いんだろうなと。
足元がふらふらしている方もいる。
地元のご年配の方が案内して下さったのですが、過去にも怪我人が出ていると教えてくださいました。
危ないんですね。
担ぐのであれば保険をかけてないと駄目だとも言われました。


この神輿を担いでいる方々。
とっても男らしいんですね。
聞くところによると、
検見川は昔は漁師町だったので、その時の荒っぽい気質が残っていると。
隣町の幕張とはしょっちゅう喧嘩してきたようですし、
各町会の間にも強いライバル意識があるようです。


だからこそ、なのかもしれませんが、
仲間同士の結束がめちゃくちゃ強いように感じました。
だから、みなさんが神輿を担ぐ姿がすごくカッコいいんですね。


担いでいる神輿を、掛け声に合わせて、
地面ギリギリまで一気に下げるんですね。

「ソイヤー、ソイヤー、ソ・イ・ヤー!!!」

最後のソ・イ・ヤーで、一気に天に神輿を突き上げるんです。
重い神輿が、一瞬、担ぎ手の手を離れて空中に飛ぶんですね。
その後は、

「さして、もーめ!さして、もーめ!」

この掛け声を繰り返しながら、両腕を伸ばして神輿を頭上に掲げます。


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(さして、もんでいるところ。みなさんの動きが激しくて、写メールだとピンボケします・・・)



これを繰り返しながら、徐々に神社に向かっていくんですね。
最後の目的地である神社に至る40段の階段は難所です。
掛け声とともに少しずつ上がっていく。
危険な動きだけに、みなさんも気合いが入り、ボルテージは最高潮。
見てたら、涙腺がジーンと・・・


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(最後の神社の階段の入り口)



ここまで迫力が出るのは、やっぱり、みなさんが検見川という土地に強い愛着をもって、その歴史に深い畏敬の念を抱いているからだと思いました。
こんなにもひしひしと感じる、検見川の方々の強い思い。
この思いをしっかりと受け止め、そして、それを政策というカタチにできる人間に成長していきたい。
そう思わずには言われませんでした。

今回は事前に準備も登録もしていなかったので、参加できませんでしたが、来年は絶対に参加させていただきたいと思いました。
そのためにも、体を鍛え直します。



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(神輿保存会の方が記念のタオルをくれました!)