フィギュアスケート 新ルールチェック④ オイラージャンプって何❓ | マイナースポーツ観戦日記

フィギュアスケート 新ルールチェック④ オイラージャンプって何❓

フィギュアスケート新ルールチェック④
ーオイラージャンプって何❓ー

五輪翌シーズン恒例となった大幅なルール変更。
その詳細に注目します。





▶️  ハーフ(シングル)ループの呼称がオイラー(Euler)

基礎点に変更はなく、ただ呼び方や表記が変わるだけですが、TV観戦中に違和感を感じる可能性大です。
例えば、羽生結弦選手の4T➕1Lo➕3Sは、4T➕1Eu➕3Sという表記となります。
また解説者のコールは、4回転トゥループ〜シングルループ〜トリプルサルコウから、4回転トゥループ〜シングルオイラー〜トリプルサルコウへと変わります。



▶️ オイラージャンプとは @左回りの選手

全てのジャンプは基本的に右足で着氷します。
従って、着氷してそのままジャンプ(コンビネーションジャンプ)をするには、右足踏み切りのトゥループかループを選択する必要があります。
そこで、右足踏み切り左足着氷の1回転ジャンプを間に入れることで、左足踏み切りのサルコウやフリップへとつなげています。
新シーズンから、このジャンプを右足着氷のループと区別する意味からだと思われますが、オイラーと呼ぶことになりました。


⏺ 宇野昌磨選手  3分41秒あたり

3アクセル+シングルオイラー+3フリップ


 

⏺ 織田信成さん 1分11秒あたり

3アクセル+シングルオイラー+3サルコウ