今までに基礎医学までの流れを書かせてもらいましたんで、今日からは臨床医学の流れをかかせてもらいまーす。

 まず臨床医学は4回生の4月から始まり、教室での授業は一年間で終わります。そんでもって、この段階では各臓器系ごとの講義になっていて各科の先生方が分担して授業を担当してくれています。例えば、消化器系だったら、消化器内科・外科からとか感覚器だったら、眼科・耳鼻科などからといった具合です。それぞれの分担が終わるごとに次の週の月曜日に試験があります。

 このシステムで系統だって学ぶことができるという利点はあります。だけど、各科の先生が旨く連携できていないようなことも多く、同じような内容が繰り返されたり、自分の専門の事のみをもの凄くマニアックなところまで掘り下げてやられたり・・・、といった欠点もちょこちょこあります。

 こんな具合なんで4回生の間はほぼ毎週試験があり、それでもおっつかないんで二月の中ごろに三週間の連続テスト期間があります・・・。今思えばほんとに大変でした~。それでも何とかかんとか乗り切って、進級できたんですけどね~♪。